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抜歯の器具 挺子(エレベーター、ヘーベル)

抜歯をする際に最もよく使われる器具の一つに挺子(ていし)という器具があります。

挺子はエレベーター(英語)とかヘーベル(ドイツ語)と呼ばれる事もあります。

 

臨床現場では挺子と呼ぶ事よりも

エレベーターか、ヘーベルと呼ばれる事の方が比較的多いように感じます。

 

ヘーベルの見た目は一見マイナスドライバーのように見えますが、

実際には先端は平らではなく、

歯の丸みにあわせた湾曲をしています。

 

挺子(エレベーター、ヘーベル)の見た目

ヘーベルは歯の形に合わせた湾曲を持ったマイナスドライバーのような形をしていますが、

その湾曲と先端の大きさに合わせて1~5の大きさが用意されています。

 

最も良く使われるのは3の大きさで

この大きさを基準に1や5など大きい物や小さい物を使い分けます。

形はまっすぐの直(ちょく)と呼ばれる器具と

少し曲がった曲(きょく)と呼ばれる器具が存在します。

 

直は垂直に力を伝達する場合に向いており、

曲がりは直ではアクセスしにくい場所に使われる事があります。

 

ヘーベルのお尻の部分は大きくなっており、その部分に手のひらを覆うようにのせて

腕からの力を効果的に挺子に伝達できるような構造になっています。

 

ヘーベルの先端は先細りになっていますが、

別のタイプの挺子も存在しており、

別のタイプでは先端が扇状に広がっており、

直や曲はなく直と曲の中間の曲がり方をしている挺子も存在しています。

 

このタイプのヘーベルはテコの力をかける時に力が伝達されやすい事もあり

接触面積が広いため、骨の挫滅も少なく抜歯できる事もあります。

 

これらのタイプはそれぞれで別のタイプとなっており、

術者の好みで使い分けている事があります。

 

挺子(エレベーター、ヘーベル)の使い方

ヘーベルの基本的な使い方は

骨と歯の間にヘーベルを打ち込む

楔(くさび)の作用

 

ヘーベルから歯へと力を伝達する

梃(テコ)の作用

 

が主な使い方となります。

 

ヘーベルのくさびを打ち込む力は基本的な抜歯の手技の一つで、

そのくさびを打ち込む力をうまく伝達できるようにヘーベルのお尻は大きくなっています。

その部分に手のひらから力を伝達させてくさびを打ち込みます。

 

テコの作用も非常に有用ですが、

テコの力は歯の一点に非常に強い力がかかる事があるため、

不用意に使いすぎると歯が割れて逆に抜歯が難しくなる事もあります。

 

くさびの作用は歯の植立方向に垂直にアクセスできる場合に非常に有用で

その植立方向に対して直のヘーベルを打ち込む事で奇麗に力が伝達されやくなっています。

 

臼歯部のような後方の歯に対して直は使いにくくなっていくので

その際には曲のヘーベルを使ったりしますが、

曲のヘーベルの場合もまた、くさびの作用を利用する事ができます。

 

千種区の阿部歯科では親知らずの抜歯のご相談を受け付けていますのでお気軽にお越しください。

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