親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

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池下の阿部歯科では様々な親知らずの抜歯を行っていますが、

親知らずの状態は患者さんによって様々です。

生え方はもちろんの事ですが、

比較的歯の形が残っている親知らずから、

大きく歯の形が崩壊してしまっている親知らずまで多種多様です。

そして、歯の形がどれだけ残っているかによっても親知らずの抜歯は影響を受けます。

 

虫歯になっているけど歯の頭が残っている親知らず

親知らずを抜く理由の一つで

親知らずが虫歯になってしまっているという理由があります。

特に嚙み合わせに関係もなく、

虫歯になってきているから抜きたい

といった場合にはそれが抜歯する理由となりますが、

歯の頭が比較的奇麗に残っていて通常どおり生えている親知らずの場合には

比較的抜歯が容易になる事があります。

 

歯を抜く際には歯の頭にある程度の力をかける事があるため、

その力によって歯が割れないといった事は

親知らずを抜く際に患者さん側としても楽になるという側面があります。

そのため、虫歯があり、親知らず自体の使い道もない場合は

虫歯がまだでき始めの時でも抜歯をしてしまう事が

患者さんとしても楽で今後の負担を減らせるという場合もあります。

 

虫歯になって歯の頭が大きく崩壊している親知らず

親知らずが通常通り生えていても

虫歯によって歯の頭の形が大きく崩壊している場合もあります。

歯を抜歯する際には、ある程度の力が歯の頭にかかる必要があるため

歯の頭が虫歯で大きく浸食されている場合には、

その力をかけた際に歯の頭がそのまま割れてしまう事もあります。

 

そういった際に、歯の根っこだけになると

抜歯が難しくなってしまう要因となります。

歯の頭が残っている際には、鉗子というペンチのような器具で

歯の頭を挟んで抜く事も可能となり、

梃子(ヘーベル、エレベーター)というマイナスドライバーのような器具では、

歯の根と骨の間の歯根膜の位置をスムーズに確認するために

歯の頭が残っていると有利になります。

 

どちらの器具にしても、歯の頭が残っている事が抜歯を容易にする要素となるため

歯の頭が無くなってしまっていると

抜歯が難しくなる要因となり、その分患者さんの負担が大きくなってしまう事もあるのです。

例としては、歯の頭が完全に崩壊していて器具がどうしてもかけられない場合には

通常どおり生えている親知らずでも

歯茎を切って骨を削るといった処置が必要になる事があります。

 

歯の頭が大きく崩壊している親知らずでは、

基本的に抜歯が選択される事が多くなりますが、

歯の頭がなくなってしまうほど虫歯が進む前に

抜歯を考えたり、残す場合には歯の治療をするといった対処が必要となってきます。

親知らずの抜歯の際に難抜歯と表現される事があります。

難抜歯は歯の根が肥大していたり曲がっていたりといった

様々な抜歯が難しくなる要素を含む事で呼ばれます。

千種区の阿部歯科では様々な親知らずの抜歯を行っていますが、今回は難抜歯についてお話しようと思います。

 

親知らずの難抜歯と水平埋伏歯

親知らずが腫れたといった理由で抜歯をする際に

比較的良く見る状態が親知らずが骨の中に埋まっており

歯が横に寝ていてこれ以上歯が口の中に出てこない

水平埋伏歯と呼ばれる状態があります。

 

親知らずを抜いたら顔が腫れた、痛かった

といった事を聞く事があるかもしれませんが、

このような腫れが大きくなったり痛かったりといった抜歯後の状態は

水平埋伏歯といった歯茎(歯肉)を切り、骨を削ったりして

ダメージが大きくなる際に見られやすくなる事もあります。

 

一方で難抜歯の際にも必要に応じて

歯茎を切り、骨を削り、歯を分割するといった処置を取る事もあるため、

水平埋伏歯と同様に親知らずの抜歯後に腫れが出る事もあります

ただし、

難抜歯の際に、歯を削って歯の根っこを分割しただけといった際には

それほど大きなダメージが出ない事もあります。

 

やや分かりにくい難抜歯と水平埋伏歯の言葉の使い分けですが、

水平埋伏歯の抜歯に難抜歯という言葉も含まれると考えると少し分かりやすいかもしれません。

 

親知らずの生え方で変わる難易度

難抜歯をそのまま読むと難しい抜歯と読めるので

抜くと腫れて怖いのかと考えるかもしれませんが、

一概に難抜歯を行ったから腫れが必ず強くなるというわけではありません。

 

一方で上の親知らずが口の中に出ていてごく普通に生えてる場合は

歯の根が極端に曲がっていたり、極端に歯の根が肥大していたり

といった事がない限りは通常の普通抜歯となります。

 

しかし、上の親知らずの場合に歯が囲われる骨(上顎骨)は

比較的薄い部分が多く、

年齢が高く骨が非常にがっしりしているといった要素がない場合は

ある程度歯の根の先端が曲がっていたり、

歯の根が肥大してひっかかっていたりしても

上顎骨の方がたわんでくれたり、薄い骨を押しのけて抜歯できる事が多いため、

レントゲンで一見しても通常通りの普通抜歯で行える事が多くなります。

 

反対に下の親知らずの抜歯では、

その様な状況が認められる場合には

歯を囲む骨(下顎骨)が丈夫な骨のため、

上の親知らずと似たような状態の歯だったとしても抜歯の難易度が上がって

難しい抜歯手技を求められる(難抜歯)となる事もあります。

 

普通抜歯、難抜歯、水平埋伏歯の抜歯と言葉で区切るのではなく、

それぞれの歯の状態そのものを見てその抜歯の難しさを判定していく事が大切となります。

千種区の阿部歯科では色々なタイプの親知らずの抜歯を多く行っていますが、

親知らずは様々な理由で抜歯を考える事になります。

その中には親知らずが腫れたといった事から

矯正治療の際に邪魔になるので症状がなくても抜歯を希望する

といったものまで様々です。

 

深すぎる親知らずを抜く場合のリスク

痛みがあったり大きな虫歯ができて

可能な限りはやめに抜歯をするといった場合は別ですが、

何も症状がなく、矯正治療のために抜きたい

といった際に通常通り親知らずの抜歯を行える場合は良いのですが、

時として親知らずがまだ骨の中で出来始めた最中で

親知らずが骨の中に深く埋まっているものの

抜歯を希望する患者さんが来院される事があります。

 

親知らずがあまりに深く埋まっている際には

下の親知らずでは下歯槽神経にダメージを与えてしまったり

上の親知らずでは上顎洞と口の中が交通してしまったり

上顎洞に親知らずを押し込んでしまう

といったリスクが大きく高まる事があります。

 

そういったあまりにもリスクの高い親知らずの抜歯の場合は

オペ室で全身麻酔をした上での抜歯が適応となる事もあります。

その際には入院しての抜歯となりますので、

入院施設のある口腔外科での抜歯となりますが、

それでもやはりリスクは高くなってしまいます。

 

親知らずの抜歯を先延ばしにするメリット

親知らずの抜歯を先延ばしにすると

そういった親知らずの抜歯をする事自体のリスクが高い場合に

いくらか期間をおいて待つ事で親知らずが口の中に出てくる場合もあります。

レントゲンを見た上で親知らずが今後出てくるかを

ある程度判断する事ができる場合もあります。

 

そのような場合に、待つ事で親知らずが出てくる事が期待される場合に

さらに痛みなど症状がない場合には

抜歯の時期をずらして親知らずが少しでも口の中に出てくるのを待つ事で

大きかったリスクを劇的に下げられる可能性もあります。

 

実際には患者さんの希望で抜歯時期を決める事が多くなりますが、

あまりにも親知らずの位置が深く、

全身麻酔をしての全身管理下での手術が必要な場合には

期間をいくらか待ってリスクを下げた上で外来で抜歯できるのであればするか、

もしくはすぐに抜歯を希望している場合には

入院施設があり手術室での手術ができる大学病院といった大きな病院で治療を行う必要が出てきます。

 

まだまだ、発育途上で今後待つ事で出てくる可能性のある親知らずの場合

あまりにも深い親知らずをすぐに抜歯するのではなく

もう少し出てくるまで待つ事が大きなメリットとなる事もあるのです。

親知らずの抜歯をする際に上顎の親知らずが上顎洞に近い場合があります。

上顎洞に親知らずが近い場合には、

上顎洞に対して影響が出ないように注意をしないといけません。

 

親知らずを抜く際の上顎洞への影響

親知らずの抜歯をした際に、親知らずの根っこの先端が上顎洞に接しているような場合には

抜歯後に歯を抜いた穴と上顎洞が交通する事があります。

親知らずの根っこの先端と上顎洞の間に薄い骨がある場合でも、

抜歯の際に薄い骨が破けて交通するといった事が起きる事もあります。

 

年齢的な要素で考えると年齢が低い方が骨が柔らかい傾向にあるため、

薄い骨の部位がそのまま破れてしまうこともあります。

一方で年齢が高くなると段々と骨が硬くなるため抜歯の手技としては抜きにくくなることもありますが、

薄い骨でもある程度の硬さが確保されている事もあるため

骨が硬いということがメリットとなって上顎洞と交通しにくくなる可能性もあります。

 

しかし、骨が硬いか柔らかいかのみの要素で上顎洞と交通するかどうかが決まるわけではなく、

抜歯をする際に入れる力加減の必要さによって骨が固い事で

逆に抜歯をする際の力加減が強くなり上顎洞と交通しやすくなる可能性もあるため、

年齢が低いか高いかのみで上顎洞と交通しやすくなるかどうかが決まるわけではありません。

 

抜歯後に上顎洞と交通した場合

親知らずを抜歯した後に抜歯した穴と上顎洞が交通している際には、

抜歯をした際の出血が上顎洞に入っていきその出血が鼻血として出てくる事があります。

上顎洞と鼻はつながっているため、抜歯をした穴と上顎洞の間が近い際に

鼻を強くかむ事で自分で上顎洞と抜歯をした穴をつなげてしまう場合もあります。

 

そのため上の親知らずを抜いた後の注意事項としては

鼻を強く噛みすぎないという事もひとつあります。

感染が起きてこない場合は一般的には抜歯した穴と上顎洞が繋がった穴はだんだんと閉じてきます。

しかし、治りが悪く抜歯した穴と上顎洞の穴がなかなか閉じないと言った際には別の処置をして穴を塞いでいく事もあります。

 

レントゲン撮影をして親知らずの上顎洞が近かった場合

親知らずの抜歯を希望しておりレントゲンを撮った際に根っこの先端と上顎洞との距離が近い場合には、

親知らずを抜く理由があるかをもう一度考えてもいいかもしれません。

親知らずが腫れて痛かったり虫歯が大きくなっているといった積極的な理由がある場合は、

抜歯をしたほうがトータルで考えてメリットが多いこともありますが、

念のため抜いておきたいといった緊急性が少ない抜歯の場合は

リスクも考えて抜歯をせずに置くということもいいかもしれません。

 

親知らずの抜歯をする場合には何かしら抜歯を行う理由が大切となってくるため、

レントゲンを撮った際のリスク判定を考えて抜歯をするかどうかを決定していくことが大切となります。

今池の阿部歯科では親知らずの抜歯に関して抜いた方がいいか気になるといった相談にも対応していますので、どうしたらいいか決めかねるといった場合にはご相談ください。

親知らずが腫れて痛いという主訴で来院される患者さんは多くいます。

腫れが痛いということで当日の抜歯を希望される患者さんもいますが、

当日に抜歯を行うと逆に炎症が強くなってしまうという問題があります。

 

腫れた親知らずはいつ抜くのか

親知らずが強く腫れている場合には、当日に抜歯をすることはほとんどありません

腫れの周りに強い膿を作っている場合は切開をして排膿をしますが、抜歯自体は当日には行いません。

切開排膿をする目的は、

膿を出すと共に空気を嫌う嫌気性の細菌の生育環境を変えるためです。

空気を嫌う細菌が繁殖している部位では空気がない嫌気性の環境となっていますが、

これを空気にさらすことで嫌気性の細菌が増えにくいようにするのです 。

 

そのため、親知らずが腫れて膿を作っている時には、

炎症が強い状態でも切開をして排膿するという事が大切となります。

一方で親知らずを抜歯する事自体は炎症を強くするため、

親知らずの周りが腫れて膿を作っている状態では抜歯は行う事はほとんどありません。

 

腫れている最中に親知らずを抜いたら

それでも、親知らずが腫れている状態で抜歯を行うと炎症が急激に強くなる事があります。

抜歯に伴う傷口が大きくできる事で

逆に炎症が広がり唾を飲み込みにくくなったり

口を開けにくくなったりといった問題が出てくる事があります。

切開排膿を行う事と親知らずを抜くという事は同じように傷口ができるといっても、

目的自体が大きく違っており、その結果にも違いが出ます。

 

切開排膿を行う事自体は炎症を結果的に弱める効果がありますが、

炎症が強い状態で親知らずを抜くという事は逆に炎症を強めてしまうのです。

親知らずを抜く一番の目的は、

親知らずの周りに感染が起きにくいようにするという事なので、

今現在強く出ている炎症をおさめるという事自体は抗生物質の投与などで行います。

その上で、炎症がある程度落ち着いてきた段階で親知らずの抜歯を行うことになります。

 

炎症が治まった後の抜歯のタイミング

急性の炎症が治まってきて、ある程度腫れと痛みが軽快した段階で抜歯を計画していきます。

急性の炎症が起きたということは、

時間が経てばまた炎症が強くなる可能性があるので、

切開排膿や抗生物質の投与によって消炎処置が完了した後には

ある程度早めに親知らずの抜歯を計画していく事も大切となります。

 

炎症が治まったことで抜歯をしばらく延期することもありますが、

特別な理由がない場合には今後再び炎症が強くなるリスクを避けるために

しっかり今後の治療計画を決定していくことも大切となります。

池下の阿部歯科では親知らずの相談で多くの患者さんが来院されていますが、

腫れが強くなっている段階ではまずは痛みと炎症を抑えて、その上で必要性に応じて抜歯を計画しています。

親知らずを抜いた後に抜歯した穴がどれくらいで塞がるか

気にする患者さんがしばしばいますが

そのような心配は親知らずを抜いた後にはやはりつきものとなります。

 

親知らずを抜いた後の穴の塞がり方

親知らずは通常では抜歯してからおおよそ1か月半から2か月ほどかけてゆっくりと塞がっていきます。

治癒が順調に進んだ場合は、そのような経過で抜歯したら穴が塞がっていくのですが、

抜歯後感染やドライソケットといった抜歯後の偶発症が起きた場合には

治癒が遅れることがあります

 

抜歯後感染症の場合は、抜歯窩の消毒をしたり

抗生物質を投与したりして感染が治り次第治癒が開始していきます。

一方でドライソケットの場合は、治癒自体が遅れているため

他の偶発症に比べて抜歯窩が埋まるのが遅くなる傾向にあります。

 

抜歯した穴がなかなか塞がらない場合

抜歯した穴が感染もなくドライソケットもないにも関わらず、

穴がなかなか塞がらない場合があります。

そういった際に抜歯した穴に不良肉芽と呼ばれる組織が存在する事もあります。

不良肉芽があると治癒が遅れるため

そのような際には不良肉芽の掻把をすることがあります。

 

特に問題がない場合でも抜歯したら

穴がへこんだままでなかなか穴が平らになってこない事もあります。

そういった際には、

へこんだ穴の部分に汚れがたまって感染が起きてこないように清潔にするようにするといった事が大切となります 。

 

縫合すると抜歯した穴は早く塞がるのか

親知らずを抜歯した後に、縫合する場合としない場合がありますが、

切開を伴う抜歯をした際には基本的には縫合をします。

切り口を縫い合わせるといった意味で抜歯をした穴が早く塞がる手助けとなりますので、

そういった際には方法によって抜歯した穴の塞がりが良くなる事もあります

 

しかし、切開を伴わない状態で縫合をした際には

傷口が繋がることがないので縫合自体は穴がふさがる手助けとはなりませんが

血餅が残りかさぶたができやすいといった事に関連しているが良くなるという場合もあります。

そのため、症例によっては縫合する事によって抜歯窩の治癒の促進をすることもあります。

 

しかし、一方で縫合糸による感染が起きることもあるため

一概に縫合をする事で必ずしも治癒が促進されるというわけではありません。

縫合をすることによって血餅がたまりやすくなるものの

腫れといった痛みが出やすくなる事で炎症も強くなり治癒が遅れることもあるため、

それぞれの状態に合わせて決定をしていく必要があります。

 

阿部歯科では千種区にとどまらず市内の様々な地域から多くの患者さんが親知らずの相談にみえているため、親知らずに心配事がある場合はお気軽にご来院ください。

親知らずの抜歯をする場合にあらかじめレントゲンを撮りますが

歯の根の先端が曲がっている事がしばしばあります

歯の根の先端の曲がり具合によっては

抜歯をする前に抜歯中に歯の根の先端が折れる事が予想される場合もあります

そういった場合は患者さんに説明を行いますが

実際に歯の根の先端が折れた場合は根の先端を抜くかどうかがひとつのポイントとなります

 

折れた根の先端は抜いた方がいいのか

親知らずの歯の根の先端は

しばしば下歯槽管に近い事があります

そういった場合には歯の根の先端が折れた場合に

無理に抜かない事もしばしばあります。

 

折れた歯の根の先端を取ろうとした際に

下歯槽管の中の神経や血管を痛めてしまう場合もあるためです。

実際に折れた歯の根の先端は

感染が起きていなかった場合はそのまま治癒とともに

骨の中に埋もれてその後だんだんと吸収されていく事となります。

 

歯の根の先端に感染が起きている場合

親知らずの根っこの先端に感染が起きている場合に

歯の根の先端が折れた際には基本的に

折れた歯の根の先端を取り除く事が必要となります。

 

感染が起きている場合でも下歯槽管に非常に近く

下歯槽管内の神経や血管が傷つく恐れがある場合は

メリットとデメリットを考えて歯の根の先端を残す事もありますが、

基本的には歯の根の先端に感染が起きている場合には

感染とともに歯の根の先端を取り除く事が必要となります。

 

実際には歯の根の先端に感染が起きている場合には

骨の吸収も進んでいる事が多く

歯の根が折れる事がなくそのまま抜歯ができる場合もしばしばあります。

 

しかしながら、レントゲンを撮った際に

親知らずの先端に感染巣が認められ

さらに、歯の根の先端が折れる事が予想される場合には

その事に対する対処を考えておく必要もあります。

 

折れた歯の根の先端は感染しないのか

親知らず歯の根の先端に感染が認められず

歯の根の先端が折れて

下歯槽管の神経や血管の損傷を避けるために歯の根の先端を残した場合に

残した歯の根の先端が感染しないのかという事を心配する患者さんもいます。

 

その際に取り残した根の先端が感染するかどうかというのは

実際にはその部位に感染するための原因が必要となります。

 

親知らずを抜歯した後に正常な治癒過程をたどった場合には

特に抜歯後感染もなく抜歯窩は軟組織で覆われる事となります

その後は取り残した歯の先端が次第に治癒とともに骨の組織で囲まれて行く事となります。

 

このような治癒の経過をたどる場合には、

通常であれば感染を起こさず治っていく事となります。

実際には歯の根の先端が感染を起こす可能性がある場合には取り残さず抜歯を行うのが基本のため、

事前に歯の根の先端が折れる可能性があり、

さらに、 感染する可能性が低いと考えられる場合には

メリットとデメリットを考えて折れた歯の根の先端をどのように処理していくかを考える事となります。

 

千種区の阿部歯科では院長・副院長共に口腔外科で長く経験を積んでおり、親知らずに関する様々な相談に対応しています。

今池からすぐの阿部歯科では親知らずを抜歯した後に縫合をする事がありますが、

場合によっては縫合しない事もあります。

縫合するかしないかでそれぞれにメリットやデメリットがありますが

必ずどちらかでないといけないという事は決まっていません。

しかし、縫合するかしないかのある程度の目安が存在します。

 

親知らずを抜歯した後に縫合した場合

親知らずを抜いた後に歯肉に十分縫合するだけの組織が残っている場合に

縫合するかしないかを判断する必要があります。

 

縫合した場合には

抜歯後の出血が少なくなる

血のかさぶたがでできやすくなる

傷を閉じられる

といったメリットがある一方で

 

出血が中にたまる事で腫れやすい

中に入った汚れが出にくい

といったデメリットも存在します。

 

歯肉を切開した場合は縫合をして傷を閉じるのが一般的ですが、

親知らずを抜く際にすでに親知らずの頭が出ていて

切開をせずに抜歯を行った場合は縫合をしない事もあります。

 

親知らずを抜歯した後に縫合しなかった場合

縫合しない場合は

傷口を閉じるのに十分な歯肉の組織がない

切開を行っていない

といった場合に縫合しない事があります。

切開をしなかった場合でも縫合する事もありますが、

縫合しなかった場合にもメリットとデメリットが存在します。

 

メリットとしては

出血が内部にたまりにくいので腫れにくい

抜歯した穴に汚れが入っても出ていきやすい

といった事がある一方で

デメリットとしては

出血がしやすい

かさぶたができにくくて治癒が遅れる事がある

汚れが入りやすい

といった点があります。

 

親知らずの抜歯をした後に縫合するかしないかは

それぞれの親知らずの状況や出血のしやすさや治癒の予測、切開の有無といった

様々な要素で決定されるのでそれぞれの状況に合わせて判断していく必要があります。

 

縫合した後には

縫合した後には塗った糸を取る抜糸をする必要があります。

抜糸はおおよそ1週間を目安に行っていきます。

 

抜糸をせずに糸をずっと付けたままだと糸が感染源となる事があるため

長くても2週間以内に抜糸をしていく事が大切となります。

時には糸が自然と取れてしまう事もありますが、

傷を治すための縫合の糸が感染源になってはいけないので

親知らずを抜いて縫合した後には糸が感染をしないように

抜糸を忘れずにしていく事も大切となります。

 

抜糸をする際には少しチクチクっとした感じがする事がりますが、

基本的には激しい痛みはないため

抜く瞬間に少しチクっとした感じを感じるにとどまる事がほとんどです。

親知らずが腫れたり大きく虫歯になってしまった場合

そのような際には抜歯を考える事も大切ですが、

一方で親知らずを残しておいた方がいい場合もあります。

 

症状のない親知らず

親知らずに腫れたり痛んだりといった症状がない場合には

抜歯を選択せずにそのまま経過観察にする事がしばしばあります。

しかし、症状なくても後々のリスク予防のために抜歯をしたり

矯正治療のために親知らずを抜歯したりといったり

必要に応じて抜歯を選択する事もあります。

 

症状もなく、特に抜歯の理由がない場合

患者さん本人が希望しない限りは親知らずは経過観察したり

親知らずが上下で噛み合っている場合はそのまま歯として機能させたままにします。

 

抜歯しない方がいい親知らず

親知らずに症状もなく経過しているものの

患者さん本人の希望で親知らずの抜歯をする事もありますが、

逆に親知らずを抜かずにいた方がいい場合もあります。

 

一例として

親知らずの前の大臼歯がダメになりかかっているものの

親知らずは比較的無傷のまま

といった場合には親知らずの前の大臼歯が抜歯の処置となってしまった場合に

親知らずを利用したブリッジの治療ができる可能性があります。

 

このような治療はもちろん親知らずが残っていないとブリッジの支台歯にできないので

そのような状況が確認される場合は積極的に親知らずを残していく事も大切となります

しかし、親知らずがすでにかなりのダメージを受けていたり

親知らずはあるものの横に寝てしまっており

そもそもブリッジの支えとして使えないような場合はその限りではありません。

 

残した親知らずが後々に役に立つかは予想が難しい

親知らずを積極的に残した方がいい場合もある一方で

将来的に親知らずを何かに使おうとして抜歯せずにしておいても

いざその時には親知らずが大きく虫歯になってしまって使えない場合もあります。

 

そのため、将来的に親知らずが実際に使えるかはなかなか予想が難しく

腫れたり痛んだりするなどの何かしらの症状がある場合や

すでに大きく虫歯になってしまっている場合は

親知らずを残しておいても使い道がない事も多くあります。

 

そのため、特定の一部の症例においては積極的に親知らずを残す事も大切となりますが、

なにかしらの症状や虫歯ができている場合は逆に残す事自体がリスクになる事もあるので

それぞれの症例に合わせてどのような処置をしていくかを決める事が大切となります。

 

実際には患者さんそれぞれで千差万別なので、まずはしっかり診断をうけてどのような処置が自分に適しているかを知る事が大切となります。

池下の阿部歯科では様々な親知らずの抜歯を行っているため、残した方が良い親知らずに関しても色々なアドバイスを行っています。

親知らずの抜歯の後などに痛み止めが処方される事があります。

歯肉を切ったり骨を削ったりした後には痛みが出る可能性がありますが、

上の親知らずなでの抜歯で比較的簡単に抜歯を行えた際には

それほど多くの痛み止めが出されない事もしばしばあります。

では抜歯後にはどのような痛み止めが出される事が多いのでしょうか

 

ロキソニン

抜歯後に出される痛み止めとして

非ステロイド性抗炎症薬のロキソニンがしばしば出されます。

ロキソニンは炎症を弱める作用があり、その効果によって痛みを抑える事ができます。

 

患者さんによっては薬を飲んでおなかが緩くなったり

アレルギーが出る患者さんもいるので

そういった場合には処方を控える事もあります。

 

ロキソニンは抜歯の後の他にも様々な炎症性の疾患で炎症を抑える効果もあるため

他にも顎関節症の症状を抑える場合に処方される事もあります。

 

感染による炎症の場合に出される抗生物質とは別の目的として出されるため

基本的には抜歯後の痛みのコントロール

非感染性の炎症に対する炎症と痛みを抑える消炎鎮痛を目的として出されます。

 

抗生物質と一緒に処方される事もしばしばありますが、

抗生物質が抜歯後感染予防を目的として出されるのに対して

ロキソニンは痛みを抑える事が目的となっている部分に違いがあります。

 

カロナール

非ステロイド性抗炎症薬に対してアレルギーがあったり

おなかがゆるくなるといった場合に処方される事がある痛み止めです。

 

非ステロイド性抗炎症薬とは別の機序として働きますが、

比較的万人に処方できる代わりに痛み止めの効果もマイルドになっています。

親知らずの抜歯で骨を削って傷が大きい時には効き目が弱いと感じるかもしれません。

 

ロキソニンを代表とする非ステロイド性抗炎症薬が痛み止めとして処方できない場合には

このカロナールの錠剤もしくは粉が処方される事が比較的一般的ですが、

年齢が低いお子さんの場合の抜歯後にも

ロキソニンではなくこのカロナールが処方される事が多くあります。

 

その他の痛み止め

その他の痛み止めとしてより強力な非ステロイド性抗炎症薬のボルタレンが処方される事があります。

ロキソニンを常用していてロキソニンの効き目が悪かったり

ロキソニンでは効き目が足らないといった場合にボルタレンが処方される事がありますが、

基本的にはボルタレンが最初から処方される事はあまりありません。

 

入院して親知らずを上下4本同時に抜いて、

オペ室で骨を大きく削って親知らずを抜いている

といったような明らかに傷が腫れて強い痛みが出る

といった場合は最初からボルタレンが使われる事もあります。

しかし、外来で日帰りで抜歯をした場合にはやはりロキソニンがまず処方される事が多くあります。

 

千種区の阿部歯科でも親知らずの抜歯をした後には痛み止めとしてロキソニンを処方する事が基本ですが、

アレルギーなど色々な状況に応じて患者さんごとに他の痛み止めを処方もしたりしています。

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