親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

Periodonics

歯周病とは?

歯の周りの歯周組織に細菌感染と炎症が起きる状態で歯肉や歯を支える骨(歯槽骨)といった組織に破壊性の症状が現れている状態です。歯周病は口腔内に細菌感染が起きる事で体の免疫が過剰に反応し痛みや腫れといった炎症を過剰に起こしてしまう状態です。
言い換えれば自分の体が自分の体に過剰にダメージを与えているとも言えます。

親知らずが腫れて痛い状態も口腔内細菌の親知らずの周囲の歯周組織への感染という状態で歯肉炎、もしくは歯周病の一形態という言い方ができます。

  • 歯肉炎と歯周病の違い

    歯肉炎は歯の周りの歯肉にのみ炎症が起きている状態なのに対して、歯周病は歯肉や歯を支える歯槽骨などの歯の周囲の歯周組織に炎症が波及して治癒しない不可逆性の状態になっている状態です。
    歯周病がすすむと歯肉の腫れや出血などにとどまらず歯を支える歯槽骨が溶ける事で歯がグラグラと動きやすくなります。高度にすすんだ歯周病では歯を支えている周囲の歯槽骨が完全に溶かされてしまって完全に歯の支えがなくなってしまう事もあります。

    歯周病とは治癒しない不可逆性の状態を示すため、歯周病の治療を行う事でそれ以上の進行を止めて症状を緩解させる事はできますが完治はしません。
    しかし、歯周病の治療においては進行を止め症状を緩解させる事が最も大切な事となります。

  • 歯周病になるとなぜ歯を支える骨がなくなるのか

    歯周病によって歯の周囲の歯周組織に炎症が起きる事で骨を溶かす破骨細胞の活動が強まります。
    体の中で骨を溶かす細胞は破骨細胞のみで決して細菌が骨を溶かしているわけではありません。
    これは歯周病に限らず関節リウマチや他の炎症性疾患、腫瘍などありとあらゆる炎症において同じで骨の周囲で炎症が起きる事で破骨細胞の活動が活性化して持続的に骨が溶かされる事となります。

    通常の体の機構では破骨細胞によって溶かされた骨はその後新たに骨芽細胞という破骨細胞とは逆に骨を作る細胞によって骨の新生が行われて骨改造が起こり新たな骨となる新陳代謝が行われますが、歯周病のように持続する炎症によって活性化された破壊細胞は急速に骨を溶かすため骨芽細胞による新生骨の増生が間に合わずに一方的に骨が溶かされていく事になります。歯周病による歯槽骨の吸収によって支えを失い歯がグラグラと動くようになるとそれが原因で痛みや腫れが出たりして抜歯する事の原因となる事があります。

    左側が歯、右側が歯槽骨を含む歯周組織ですが炎症がなく健康な状態では黒矢印で示す歯槽骨はなめらかで健康な状態を保っています。

    歯周病による激しい炎症で黒矢印で示す歯槽骨が破骨細胞によって急激に溶かされザラザラとした虫食い状になっています。赤矢印で示す歯肉も健康な状態と比べて腫れ上がっています。

  • 抜歯の原因ともなる歯周病が骨を溶かすのは体が自分自身を守ろうとしているから?

    悪性度を増した口腔内細菌の感染による炎症で歯を支える歯槽骨が溶ける事となるのですが、歯が抜け落ちてしまうほど骨を溶かす理由は感染源となっている歯そのものを脱落させて体から感染源を取り除くために体の防御作用が働いているという考察があります。
    歯周病は歯自身や歯と歯肉の境界にある歯肉溝に細菌が感染する事によって起きますが、言い換えれば歯自体と歯と歯肉の境界が存在しなければ歯周病は成立しないとも言いかえる事ができます。
    そのため、感染源を体から排除するために歯を支える歯槽骨を溶かして感染源である歯を体から排除して取り除こうと体がしているのではないかという仮説もあります。

    参考文献
    1) Host defense against oral microbiota by bone-damaging T cells. Tsukasaki M. et al. Nat Commun. 2018.

抜歯する理由

  • 歯周病によって歯がグラグラしている

    歯周病の影響で歯をささえる骨がなくなってしまっていて噛むたびにグラグラした歯が痛い場合に抜歯を選択する事があります。

    【詳しい説明】

    1歯周病によって歯がグラグラになっている

    歯周病になる事によって歯の周囲の骨が溶かされ歯を支えられないほど歯槽骨が溶けてなくなってしまう事があります。この状態まで歯周病がすすむと食べ物を噛む事も難しくなり、噛むたびに痛みを感じる事もあります。そのため、高度に歯周病がすすんでしまい、食事中の痛みといった悪影響をおよぼすようになった場合やたびたび腫れて痛みが出るようになった場合は抜歯という選択を取る事もあります。

    抜歯する理由に関して詳しく見る >

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