親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

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親知らず以外の歯の抜歯

抜歯する理由

  • 歯周病によって歯がグラグラしている

    歯周病の影響で歯をささえる骨がなくなってしまっていて噛むたびにグラグラした歯が痛い場合に抜歯を選択する事があります。

    【詳しい説明】

    1歯周病によって歯がグラグラになっている

    歯周病になる事によって歯の周囲の骨が溶かされ歯を支えられないほど歯槽骨が溶けてなくなってしまう事があります。この状態まで歯周病がすすむと食べ物を噛む事も難しくなり、噛むたびに痛みを感じる事もあります。

    そのため、高度に歯周病がすすんでしまい、食事中の痛みといった悪影響をおよぼすようになった場合やたびたび腫れて痛みが出るようになった場合は抜歯という選択を取る事もあります。

  • 治せないほど虫歯がすすんでいる

    虫歯が極度にすすんで治療ができない場合には抜歯を選択する事があります。

    【詳しい説明】

    2虫歯がかなりすすんでいて治療する事がむつかしい

    虫歯がすすんでしまった際に虫歯を削ってプラスチックを詰めたり、詰め物をしたり、もしくは神経まで虫歯がすすんでしまった際に神経の処置をして土台を立て冠を被せる(補綴処置)といった処置を取りますが虫歯があまりにも高度に進んでしまった場合には抜歯を選択する事があります。特に冠を被せる事が出来ないほどまでに虫歯になってしまい、歯が根っこだけになってしまった状態を残根と呼びます。

    冠を被せる補綴処置をするにはコアと呼ばれる土台を立てる必要がありますがこのコアを立てる事ができないまでに虫歯になってしまった場合は抜歯を選択する可能性があります。

    歯に冠を被せる補綴処置は通常自分の歯が歯肉から高さ2mm以上周囲が70%以上残っているかどうかで予後が決定しますが、中には残根が歯肉の下に埋もれいていコアを立てる事が非常に難しい場合もあります。

  • 歯が割れてしまった

    歯が何かの原因で割れてしまって治療が不可能な場合に抜歯を選択する事があります。

    【詳しい説明】

    3歯が割れている

    歯が何かしらの原因で割れてしまった場合に抜歯が選択される事があります。特に歯根が垂直に竹を割るように真っ二つに割れてしまう事があり、この場合は多くの場合抜歯の選択が取られます。歯根が垂直に割れてしまった場合は歯根にコアを立てて補綴処置をする事も難しく、そのままにしておいても亀裂から感染がすすみ腫れや痛みなどを起こす可能性があるため予後の悪い状態です。

    歯は例え虫歯などのダメージがなくても強い衝撃で割れる事もありますが、虫歯によって歯の神経の治療をした後に歯の根の歯冠部分があまり残っていないと被せ物をしても割れやすくなる傾向があります。

    歯冠に被せ物をする場合は自分の歯が歯肉の高さからある程度残っている事が予後を大きく左右しますが、歯の根の部分だけが残っていてそこに冠をかぶせるための土台のコアをのせた場合に長期的に見て何かを噛んだ時に強い衝撃で歯根が割れてしまう事もあります。また、歯の神経の治療をしてない場合でも歯ぎしりが強い場合などに偶発的に歯にヒビが入り割れる事もあります。

    歯が縦に真っ二つに割れています。割れた場所からは感染がすすみやすく炎症が起きやすくなる傾向があります。

  • 歯の神経の感染が治らない

    歯の神経が感染したため治療を行っているものの長期にわたって痛みや膿が止まらない場合に治癒が望めないと判断して抜歯を選択する事があります。

    【詳しい説明】

    4治癒しない根尖病巣がある

    歯の神経が虫歯などによって感染した後に歯根の先端に膿の袋を作る事があります。歯根の先端に膿の袋を作る状態はその病態によって根尖性歯周炎や歯根嚢胞などと診断されますが、それらの炎症が歯の神経の治療である歯内治療をしたにも関わらずなかなか治らない場合もあります。

    特に歯根の先端に歯根嚢胞を作った場合は治癒もしにくい事があり、病巣が大きい場合は抜歯と同時に歯根嚢胞を摘出する事もあります。その他にも歯内治療を続けているにも関わらず痛みがひかずに生活に支障をきたすといった場合にも抜歯を選択する事があります。

  • 矯正治療のための抜歯

    矯正治療のために抜歯を行う事があります。

    【詳しい説明】

    5矯正治療の前の抜歯

    矯正治療の前に顎のスペースを確保する目的で一部の歯を抜歯する事があります。矯正治療の計画やどれだけ顎のスペースを確保するかによって抜歯する数と部位を決定したり、矯正治療の邪魔となる親知らずをあらかじめ抜いてしまうといった選択が取られます。

    基本的に病気や炎症のない歯を抜くので歯槽骨はしっかりしている事が多く、抜歯の際にはやや抜きにくい事もありますが、矯正治療の際の抜歯は便宜抜歯と呼ばれ比較的多く行われる処置となります。

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