親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

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地域によって違う親知らずの生え方の状況

親知らずは

男性の方が生えやすく、女性の方が生えにくい、

という状況がありますが、

国や地域によっても差が出てきます。

 

日本人は特別親知らずが生えにくい?

日本人では親知らずが上下左右で欠損する割合が

おおよそ2割から5割

となりますが、

 

この傾向は日本から近い中国や台湾で見ると

1割から3割と

日本よりも欠損しにくい傾向が見て取れます。

 

さらに東南アジアで見ると

1割以下と

親知らずが欠損しにくい傾向にあるのが分かります。

そのため、日本人は日本の近くの国と比べても

やや親知らずが欠損する確率が高いように思えます。

 

親知らずが生えている人はどれくらいいる?

親知らずが上下左右生えている人は

日本人ではおおよそ2割から4割

となりますが、

 

中国や台湾では

おおよそ4割から5割

 

東南アジアでは

おおよそ7割から9割

親知らずが生えている人に関しても

日本人は周りの国と比べて少ないようです。

 

人種別では親知らずに違いはあるの?

モンゴロイド系民族である日本人を含むアジア系人種に比べて

欧米やアフリカの地方といったコーカソイド系やネグロイド系民族は

モンゴロイド系に比べて親知らずの欠損が少なく

親知らずが生える傾向にあります。

 

モンゴロイド系でも国別で差は出ますが、

モンゴロイド系民族全体を系統別でみるとやはり全体的に

親知らずが生えにくく、

欠如している傾向があるという事が分かります。

 

コーカソイド系やネグロイド系民族の白人や黒人に比べて

モンゴロイド系民族の日本人は

歯の形も違えば噛む力も違います。

 

日本人は噛む能力を確保するのに

第一大臼歯まで必要と言われますが

白人や黒人に関しては、

その前の歯の第二小臼歯まで確保されていればいいと言われます。

 

このような、

歯の噛む能力や顎の負担能力

顎の大きさや生え方

といった様々な要因が種族間で親知らず(第三大臼歯)の欠如

つまり、

親知らずの退化という結果に影響を及ぼしているのかもしれません。

 

さらに、生える時期に関しても種族間の差があり、

コーカソイド系民族やネグロイド系民族では

日本人を含むモンゴロイド系民族よりも

早く親知らずが生えると言われています。

そして、

その中でもネグロイド系民族が最も早く親知らずが生えるとされます。

 

このあたりはやはり

噛むといった事に関して親知らずがどれほど必要とされるのかが

親知らずの欠如や

形自体の退化といった結果に表れるようになってきているのかもしれません。

 

親知らずが生える事自体は顔の骨格とも密接な関係を持っているため、

骨格的な特徴と親知らずの退化

という事柄がリンクした上で今現在の民族間での親知らずの状況に影響を及ぼしているのかもしれません。

千種区の阿部歯科では親知らずの抜歯などに関する様々な情報をお届けしています。

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