親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

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歯を磨く時にどうしても奥歯は磨きにくい事があると思います。

特に上顎の親知らずや下顎の親知らずは

歯肉の一部が歯にかぶっていたり

完全に歯が萌出していなくて磨き残しが出てしまったりと

位置に関する磨きにくさ以上に様々な要因があり、

それによって親知らずが虫歯になってしまうなど起きたりします。

 

しかし、例え親知らずが奇麗に生えていても

別の事情で親知らずが磨きにくいといった状態が起きる事もあります。

 

顎の筋突起が邪魔する上顎の親知らずの歯磨き

下顎の骨には顎を閉じるための筋肉が付着する筋突起という部分が存在します。

この部位から頭蓋骨の横側に付着する側頭筋

という筋肉が顎の骨を閉じる役割の一部を負担しています。

 

口を開けた状態ではこの下顎の筋突起という部分が

ちょうど上顎の親知らずのあたりの横側に来ます。

その事によって上顎の親知らずの横のスペースが狭くなります。

 

実際に指を上顎の親知らずの横にあてて口を開けると

指が親知らずと筋突起の骨で挟まれている様子が分かると思います。

この事によって口を開けた状態では上顎の親知らずの横側を

歯ブラシで磨くスペースが小さくなり

うまく歯ブラシがとどかないという状態が起きます。

 

上顎の親知らずは口を閉じ気味で磨く

では、どうやって上顎の親知らずを磨けばいいのかというと

歯ブラシを入れる際は口を開けて入れてき

歯の横の面を磨く時は口をやや閉じ気味にして磨く

という事をすれば歯ブラシを動かすスペースができて

うまく奥の方まで磨けるという事になります。

 

この歯磨きは上顎の親知らずに関する磨き方なので

下の親知らずの場合は口を閉じ気味にするかしないかは

あまり歯の横の面を磨く際には影響しません。

 

抜歯の際も口を閉じ気味にして抜歯する

歯ブラシと同様に

上顎の親知らずの抜歯をする際には

ヘーベルというマイナスドライバーのような道具を使って抜歯する際には

口を閉じ気味にして抜歯をしてくる事となります。

 

鉗子というペンチのようなもので歯をつかむ際は

口を開けた状態で抜くのですが、

ヘーベルを使う際には親知らずの歯の比較的横側からアクセスする事が多いので

歯ブラシと同様に道具を入れるスペースを確保するために

抜歯をする際には

ヘーベルを入れる時は口を開け気味にして

歯を抜く際には口を閉じ気味にして抜歯を行う

といったような手順を踏む事が多くなります。

 

このように親知らずの場所によっては

歯磨きの方法を工夫する事でより歯磨きをしやすくなるといった事もあるため、

特に虫歯になりやすい奥歯の親知らずには関しては

磨きにくくなっている場所を道具ややり方を変えて磨けるようにすると

より長く歯を持たせられるという事になります。

 

今池から5分の阿部歯科では親知らずの抜歯の情報だけではなくどのようにすれば虫歯になりにくくできるかといった情報もお伝えしています。

 

抜歯をする前に感染予防として

抗菌薬(抗生物質)を処方して

抗菌薬を効かせた上で抜歯をする事があります。

 

以前は抜歯前に抗菌薬を処方する事が慣例のようになっていましたが

今はどうでしょうか?

 

抜歯前投与は必要?

感染予防として抗菌薬を飲んで効かせた上で抜歯をする事で

抜歯後の感染の可能性を下げるという手順が以前は良く取られていました。

 

特に親知らずの抜歯など

前投与を行って、その上で親知らずの抜歯にのぞむといった手順で抜歯がされていましたが、

そのような前投与も現在ではあまり見られなくもなりました。

 

抜歯前の前投与が全くなくなったという訳ではなく

すでに強い感染がみとめられており、

その上で抜歯をする場合に感染を抑えるための抗菌薬の投与

という意味で処方を行い

その上で抜歯にのぞむ事もあります。

 

しかし、

感染も強くなく、

糖尿病といった易感染性の基礎疾患もない場合は

特に前投与という事をしなくなってきました。

 

抜歯後の処方は必要?

現在では

親知らずの抜歯をした後は、感染予防のために抗菌薬が処方されますが、

この抜歯後の抗菌薬の処方という点でも数十年後もしくは十数年後には変わるかもしれません。

それは、

現在の抗菌薬に対する耐性菌の問題で

世界的には抗菌薬の処方を減らそうという流れになっているからです。

抜歯後に関しても、感染予防として出されている抗菌薬ですが、

体力もあり感染が疑われない場合には抗菌薬を処方しなくなるという流れになっていくかもしれません。

 

現在では

抜歯前の前投与は減ってきていますが、

抜歯後の抗菌薬の処方はまだまだ通常通りされている状態です。

しかし、この流れも今後変わっていき

抜歯の際の抗菌薬の処方はごく限られた場合のみにしか行われないようになるかもしれません。

 

抜歯後に必要な薬は?

抜歯後に感染が起きる確率が低い場合でも

痛みに関してはコントロールする必要があります。

 

世界的に見ても、

抗菌薬の処方は減る傾向に向かっていますが、

痛みのコントロールのための鎮痛薬は通常通り使われています。

 

日本では抜歯後には多くは非ステロイド性抗炎症薬が処方されますが、

アレルギーがある人にはアセトアミノフェンといった別の鎮痛薬が処方されます。

 

抗菌薬、鎮痛薬といった処方の他に

同時に胃薬が出る事もありますが

必要ない方にはいらない部分もあるので胃薬に関しては

出す歯医者さんと

出さない歯医者さんで分かれます。

 

抗菌薬は必要を判断して出す流れに変わるのか

そういった事情から

今後十数年単位で抗菌薬に関しては

処方の流れが変わってくる可能性もあります。

 

断続的な抗菌薬の使用によって

耐性菌が増えるといった事が起きると

今は有効な抗菌薬でも今後使えなくなっていってしまうかもしれないからです。

 

そういった事から

歯科医療においても今後抗菌薬の使用の流れを考えていく必要があるのかもしれません。

 

今池からすぐの阿部歯科では幅広く歯科治療に対応する共に木曜、日曜も診療をしています。

歯の外傷の状態に

脱臼、亜脱臼という状態があります。

 

脱臼

脱臼(完全脱臼)とは歯が歯槽骨から抜けてしまった状態です。

抜歯とは違い

歯を打撲したり、怪我をして

その結果、外傷として歯が抜け落ちてしまう状態です。

 

脱臼している状態では

歯が歯槽骨から分離しているので

口の中に歯が転がってしまう事もあります。

 

歯を打つ事が比較的多いのが上顎の前歯で、

前歯を打った時に

歯が欠ける

歯が折れる

歯根が折れる

脱臼して抜けてしまう

などの状態があります。

 

子供でまだ歯根が未完成だとより脱臼して歯が抜ける可能性があがり、

転んで歯を打ったりするのも子供が多く

脱臼は子供にしばしば見られるものの

大人の場合は歯根が完成してるので

脱臼よりも歯自体が折れてしまったり欠けてしまったりする事があります。

 

脱臼した歯は

歯科医院でもとの歯槽骨に戻した上で

固定する必要がありますが、

脱臼した経緯上、歯の神経が死んでしまったりする事もあり

後日に歯の神経の処置をしないといけない事もあります。

 

脱臼した歯はなくさないように歯科医院に持っていく事が大切となります。

 

亜脱臼

亜脱臼とは、脱臼とは違い

歯がグラグラになっているものの

歯槽骨から脱落していない状態です。

 

しかし、

程度の差こそあれ

歯槽骨の中でグラグラしており、

かろうじてその場所に位置しているものの

歯の位置が頬側や口蓋側に傾いてしまっていたり

通常の場所よりも出っ張ってしまっていたりする事もあります。

 

亜脱臼の場合も

歯をもとの位置に整復した上で固定する必要があります。

 

脱臼の処置をした後には

脱臼は顔を打ったり外傷で起きる事が多いので

傷口がしばしばあります。

そのため、傷口が感染しないようにするのはもちろん

頭を打った時に吐き気などがなかったかを注意して

必要に応じて脳の方も注意を向ける必要がある事もあります。

 

歯に関しては

脱臼する前のもとの歯の位置に整復した上で固定を行い

そのまま固定をして歯が定位置に落ち着くまで待つ必要があります。

 

脱臼だけにとどまらず

歯を打った時に一部が欠けてしまったり折れてしまった場合は

その歯の修復処置や補綴処置が必要となる場合もあります。

 

歯が脱臼して口腔外に落ちてしまった場合は

可能な限り早く歯科医院を受診する必要があります。

 

歯には歯根膜が存在しているので

歯根膜のダメージを可能な限り少なくした上で

もとの位置に戻す事が大切となるためです。

 

もとにもどしてしばらくして落ち着いた後でも

脱臼の影響でそのまま歯の神経が壊死してしまう事もあるので

歯の神経が壊死した場合は歯の色が変わり

それによって歯の神経の壊死を知る事もできるので

そのような場合は歯の神経の処置が必要となってきます。

 

池下の阿部歯科では口腔外科に関わる歯科治療にも幅広く対応しています。

 

時には虫歯になってしまった歯を抜歯する必要が出る場合がありますが

抜歯を選択する際にはある程度の基準があります。

 

縁下の虫歯による縁下マージン

修復処置や補綴処置をする際に

歯と修復物の境ができますが、

これをマージンと呼びます

 

虫歯になった歯が歯根(歯の根)だけになり

歯の頭である歯冠が崩壊してなくなってしまった状態を

残根と言います

 

この残根の状態で周りのマージンが縁下になってしまうほど虫歯がすすんでおり、

負担能力もなくなっている場合に抜歯を考える場合があります。

 

このような場合は

歯根と歯を作った場合のそれぞれの大きさの比率が非常にアンバランスで

予後も悪くなってしまいます。

 

そのため、

わずかな残根の状態になってしまった場合は

歯の頭を作る事ができない事も多々あります。

 

それでも残根を残す場合

歯の負担能力があまりなく残根になってしまっているものの

歯根自体は歯槽骨に植立している場合は

抜歯ではなく

根面板という処置を取る場合があります。

 

根面板では

歯の頭を作るような補綴処置はできないのですが、

歯根の上にマンホールのような蓋をして

プラークなどの汚れがつきにくいように処置をします。

 

歯根を残すものの歯自体には

食べ物を咬む能力はありません。

それでも歯根を残す理由は

その上に入れ歯を入れた際に

食べ物を噛んだその刺激が根面板から歯根へと伝わり

その刺激で歯槽骨の吸収を弱めるという目的のためにこの様な処置が取られる場合があります。

 

抜歯後に刺激の加わらなくなった歯槽骨は

自然と吸収しやすくなり、

骨が痩せやすくなる傾向がるので

それを防ぐための処置とも言えます。

 

しかし、

元々予後がある程度難しい歯を残すため

歯自体に感染が起きてしまい

それによって歯槽骨の吸収が起きてしまう場合は本末転倒になる可能性もあります。

 

そのため、

根面板という処置を選択する場合は

その後その残根が感染源とならない事を確認しておかないといけません。

 

歯冠歯根比

歯冠歯根比という言葉があります。

これは歯の頭となる歯冠と歯が歯槽骨の中で植立している歯根の比率を見るものです。

この比率がアンバランスだと

歯根への力が過剰にかかり

歯を支える負担能力が足らないという事になります。

 

歯冠が大きく崩壊してしまった歯に関しては

この歯冠歯根比という概念は必ず注意が必要となります。

この数値を確認して補綴処置が難しいと判断された場合も

根面板といった処置が取られる事があります。

 

単純に虫歯の大きさだけでなく

歯根の負担能力など様々な要素を考えて抜歯かそれ以外の処置を行うかを決定していく必要があるのです。

 

千種区の阿部歯科では幅広く様々な歯科治療に対応をしております。

 

抜歯を考えないといけない歯に

歯周病でグラグラになってしまった歯があります。

 

食べ物を噛んでいると痛い

いつもグラグラ動いて噛めない

物を噛めないのでそこで噛まないようにしている

 

そのような歯周病で骨の支えがなくなってしまった歯

日常で機能するのが難しくなってしまっています。

 

グラグラになった歯は抜く?抜かない?

歯周病によって歯槽骨が完全に溶けてなくなってしまった場合、

つまり、

歯を支える骨が完全になくなってしまった場合

そのような場合は臨床的には

不可逆的で治癒不可能な状態にあります。

 

歯科医学的には治癒不可能なため

抜歯という選択肢を取る事が理論的には正解となりえるのですが、

実際の臨床現場では抜かない事もあります。

 

その理由は

患者さんの心理面

という点にあります。

 

どんなにグラグラで明日に自然と抜けてしまうかもしれない歯でも

残せるだけ残しておきたい

と思う患者さんも少なくありません。

 

歯科医学的に正しい治療の選択肢が

全ての患者さんにとって正しい選択肢ではないという事です。

 

グラグラの歯が自然と抜ける?

そのように

かなり動揺の激しい歯は

日常の食生活において自然と抜けてしまうかもしれません。

 

子供の時に乳歯が抜けたように

歯槽骨の支えを失った歯が同じように抜ける可能性はあります。

食事の時に抜けた場合は

抜けた事が分かるのですが

 

夜、寝ている最中に何らかの理由で抜けた場合

飲み込んだらまだ良い方で

気道におちて誤嚥をする可能性もあります。

 

誤嚥をしてせき込んで吐き出したらいいのですが、

そのまま落ちてしまった場合は放置するわけにいきません

誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性もあるからです。

 

そういったリスクを考えると

実際には抜ける直前までグラグラになった歯を

そのままにするのはあまり好ましくはないとは言えます。

 

しかし、

やはり患者さんの価値観はそれぞれなので

そういった事や事情も踏まえた上で

そのような歯をどのようにしていくかを選択するといいと思います。

 

グラグラになった歯を抜いた後は

歯周病によってグラグラになった歯を抜いた後は

その部位を補わないといけません。

 

他の歯の状態によって

入れ歯

ブリッジ

インプラント

など

様々な選択肢がありますが、

インプラントを考える場合にも

インプラントを埋入するための歯槽骨が必要となります。

 

ブリッジを選択する場合も

支えとなる歯が必要となります。

 

そのため、

抜歯をした後の選択肢は

口の中の状態によって様々になります。

一概にどのような治療方針が決定するとは決められず

患者さんの口の中の状態と希望する治療方法によってその後の治療方針が決定するのです。

 

千種区の阿部歯科では歯周病を含めた歯科治療全般に関しても様々な情報をお届けしています。

 

親知らずは上顎と下顎に生える事がありますが、

上顎と下顎に生える親知らずでは特徴も大分違います。

 

よく、親知らずが腫れた

という事で問題になるのは下顎の親知らずの方が比較的多いです。

 

もちろん、上顎の親知らずが腫れる事もありますが、

下顎の親知らずが腫れやすいのは

形態学的な特徴に影響している部分もあります。

 

下顎の親知らずの大きさ

親知らず、別名、第三大臼歯は

第一大臼歯、第二大臼歯の後方にあります。

 

第一大臼歯や第二大臼歯が退化傾向を見せた形態をしており、

第一大臼歯の全長がおおよそ19mm

第二大臼歯の全長がおおよそ18mm

なのに対して

 

親知らずである第三大臼歯は

おおよそ17mmと、前の二本の大臼歯と比べて小さくなる傾向にあります。

 

歯の冠の厚さも

第一大臼歯がおおよそ11mmの厚さ

第二大臼歯がおおよそ11mmの厚さ

なのに対して第三大臼歯は

おおよそ10mmと歯の冠も小さくなる傾向にあります。

 

これらの退化傾向は上顎の親知らずにも見られますが

下顎の退化傾向は上顎の親知らずに比べてやや弱めの退化傾向にあります。

 

歯の根も退化傾向がみられる

下顎の親知らずでは、

歯の根も退化する傾向が見られます。

 

第一大臼歯の歯の根の数は2割が3本、8割が2本

第二大臼歯の歯の根の数は7割が2本、3割が1本

なのに対して

第三大臼歯の歯の根の数は1割が3本、6割が2本、3割が1本

と、退化傾向が見られますが、

やはり上顎の親知らずの歯の根の退化傾向よりやや弱めの傾向が見られます。

 

上顎、下顎共に親知らずは他の大臼歯と比べて退化傾向を示すのですが、

このような下顎の親知らずの退化傾向の弱さは時として

巨大歯という形態異常を引き起こす事もあります。

 

歯の退化傾向の弱さも下顎の親知らずが腫れやすい一因となっている

このような、退化傾向を示すものの、

実際には第一大臼歯や第二大臼歯とそこまで極端な差を示さない

という現状が下顎の親知らずが腫れやすい原因の一つにもなっています。

 

上顎の親知らずでは退化がすすみ、

狭いスペースでも一応生える事ができる事があるものの、

 

下顎の親知らずでは退化が弱めで、時には巨大歯になる事で、

下後の最後方の狭いスペースに親知らずが生えきらない

という状況を作りやすくなる事があります。

 

生え切る事ができない親知らずには、

歯冠の一部を歯肉が覆い、

それによって清掃性が悪くなり、

結果として食べ物の残りである食物残渣やプラークが停滞し、

それによって炎症を引き起こす事で親知らずの周囲が腫れるという結果に至る事があります。

 

親知らずが生えるスペースが極端に少ない場合は、

歯が横に寝てしまう水平埋伏の状態になる事もあるため、

そういった要素も含めて下顎の親知らずは

上顎に比べて腫れやすい傾向があるのです。

 

親知らずが腫れたなどの心配事がありましたら、今池から歩いてすぐの阿部歯科にご相談ください。

子供の歯が大人の歯へと生え変わる時に子供の歯がグラグラしてきますが、

乳歯が永久歯へと生え変わる際には

永久歯が萌出しながら乳歯の歯根を吸収する事で

乳歯がグラグラとしていく事となります。

 

永久歯の萌出によって吸収される乳歯の歯根

乳歯にも元々は歯を支える歯根がありますが

永久歯の萌出に伴ってその歯根は段々と吸収されていきます。

元々、乳歯から永久歯に生え変わる時に吸収される予定の歯のため、

乳歯の歯根は永久歯に比べて短く細いという傾向があります。

 

そのため、乳歯の歯根は永久歯とは違って

より吸収されやすい歯根となっています。

この歯根が吸収される事で歯槽骨への支えを失った乳歯が

グラグラとなり永久歯が出る頃には抜けてくるといった出来事が起きます。

 

永久歯に生え変わらなかった乳歯

通常であれば乳歯は永久歯へと生え変わりますが

中には乳歯に続く永久歯がない方もいます。

もともと永久歯がなかったり、なんらかの理由で永久歯が生える事ができないなどで

乳歯を永久歯の代わりとして使い続けないといけない場合もあります。

 

しかし、乳歯は永久歯に比べて歯槽骨へのうわりが弱く

長持ちさせる事を前提としてはいない歯のため、

永久歯の代わりとして乳歯を使う場合はやはりダメージを受けやすいという事情があります。

 

現代では歯が退化傾向を示しているので

その流れで永久歯の欠如が起きている場合があるとも言われています。

永久歯の欠如で代表となるのが親知らずの欠如で

親知らずのいくつかがないという方はめずらしくありません。

 

そのように退化傾向によって後続の永久歯がない場合は

乳歯が可能な限り長く使えるように注意を払ってケアをしていく事が大切となります。

 

抜けかけの乳歯は神経がにぶくなる

乳歯がグラグラしてきたもののまだ抜けるには少し時間がかかる

といった状態の時に大きな虫歯になったりして治療が必要な時もあります。

もうすぐ抜けるという事であえて先に抜歯を行うという選択肢もありますが、

抜けかけの乳歯は神経組織が結合組織に置き換わりはじめて

痛みを感じにくくなるという特徴があります。

 

そのため、抜けるまでのあと少しの時間を治療を行って持たせるという選択肢もあります。

その際に歯の神経の近くまであるような虫歯でも

比較的痛みを感じにくい可能性があるため、治療を積極的に行うのも良い場合もあります。

しかし、グラグラの度合いが強い場合はむしろ抜歯を選択する方が良い場合もあるため

その時に応じた選択をする必要があります。

 

池下の阿部歯科では幅広い歯科治療に対応しています。

 

抜歯をした後に血が止まりにくいという患者さんもいます。

その多くが何らかの理由で血の止まりにくい薬を飲んでいたり、

血が止まりにくい元々の基礎疾患などがある場合もあります。

 

抗凝固薬を飲んでる患者さん

心臓や血管といった循環器に基礎疾患を抱えている患者さんは

その対応として血液の抗凝固薬を日常的に服用している事があります。

 

心臓や血管に血栓ができないようにする処置なのですが、

抜歯の際の出血の凝固も阻害するので

抜歯の後に血が止まりにくい場合があります。

 

かつては

抜歯の前に抗凝固薬を一旦休薬していましたが、

今では心血管系の循環器に対するリスクを考えて

休薬せずに抜歯を行う事が多くなりました。

 

以前は抗凝固薬の強さを確認して

必要に応じてある一定の日数薬を飲むのをやめて休薬したり、

抗凝固作用の弱いものの場合は休薬せずに抜歯を行なっていましたが

最近では

基本的に休薬をせずに抜歯する事が増えています。

 

ただし、

抜歯する前から出血が多く予想される場合は

絶対に休薬しないというわけではなく、

必要に応じてその判断をする事となります。

 

骨髄からの出血が止まりにくい場合

抗凝固薬を飲んでいなくてもなかなか血が止まらない場合もあります。

親知らずの埋伏抜歯の際に骨の削除をして

その際に骨髄が多く見られ、

さらに傷を閉じる閉創ができなかった際に

持続的に出血が続く事があります。

 

骨髄には動脈も走っており、

骨の削除をして抜歯をした際に

脈動性の出血が見られる事もあります。

 

このような、術後出血が強く疑われる場合は

治療を終える前に止血を確認する事もあります。

 

しかし、

歯科で一般的に使われる麻酔には

血管収縮薬のエピネフリンが入っているので

その血管収縮薬の作用で治療時間の間は出血が少ないものの

その後、出血が強く始まる事もあります。

 

抜歯窩からの出血が強い場合は

ガーゼを塊にしてしっかり噛むように圧迫止血をする事が

患者さん本人でできる事の一つです。

 

ただ、

口腔内の出血は唾液と混ざっているので

その分出血が多く出ているように感じる事もあります。

 

抜歯窩から出血が続く他の理由

抗凝固薬による影響や骨髄からの持続的な出血の他にも

不良肉芽からの持続的な出血が認められる事もあります。

 

不良肉芽とは

感染を起こした結合組織で、

血管の拡張や腫脹などの炎症状態が起きている軟組織です。

抜歯窩の中にこのような不良肉芽が残されている事があり

そのような場合は

その不良肉芽から持続的な出血が続く事があります。

 

そのような状態が確認された場合は

抜歯窩の不良肉芽を再度掻き出し(再掻把)し

取り除く事で止血を促す事もあります。

 

池下の歯医者の阿部歯科では木曜、日曜も診療をしておりますのでお困りの事があればご相談ください。

 

親知らずを抜歯した後に

出血が続くなど心配な事などがあると思いますが

事前にどのような経過をたどるかなどを知っていると不安が減ると思います。

 

親知らずを抜歯した後

親知らずを抜歯した際に

歯茎を切ったり骨を削ったりすると

治療後の出血という点で不安になる事があるかもしれません。

 

骨を削った際には

皮質骨を削って骨髄まで到達する事がしばしばあるので

持続的な出血が出る可能性もあります。

この際に縫合をしていると

出血が中にとどまり止血しやすい傾向もあるのですが

腫れという点においては縫合する事で腫れやすくなる可能性もあります。

 

その際の腫れは炎症だけでなく

出血がたまる事による腫れも含まれるので

その事も考えて縫合をどのようにするかを考える事もあります。

 

親知らずを抜歯した後に縫合を行い閉鎖創にすると

出血は止まる傾向があるが腫れる傾向もあがる

 

親知らずを抜歯した後に縫合をしない、

もしくは一部を縫合するが開放創とした場合は

出血は出続ける傾向があるが腫れが弱くなる傾向がある

 

という特徴があります。

 

親知らずを抜歯した後に腫れてきた

抜歯後の傷の炎症や出血がたまる事による腫れなどの他に

抜歯した部位が細菌感染を起こした場合にも腫れが出てくる事があります。

 

炎症による腫れと痛みのピークはおおよそ2~3日目となりますが、

感染を起こしたりドライソケットといった偶発症が起きた場合は

痛みが引き続き起きる事もあります。

 

他にも基礎疾患などの理由で治癒が遅れる場合も

抜歯窩治癒不全などの状態になりますが、

糖尿病でコントロール不良の場合などは治癒が遅れる傾向もあり

感染も起きやすくなる事があります。

 

抜歯した当日の激しい運動や長湯はやめる

抜歯した当日は抜歯窩にまだ出血が続いているので

激しい運動や長湯によって血流をよくしすぎると

固まりかけた部位から再び出血がしてくる事もあります。

 

そのため、

抜歯した当日は軽いシャワーくらいをあびるにとどまり

血圧が上がりすぎる行動や飲み物

例えばアルコールなども控えた方が良いです。

 

抜歯した後の行動にそれらの注意点があるので

親知らずの抜歯の際には

当日、さらには次の日も安静にしていられる日を抜歯の手術日にすると良いでしょう。

親知らずが深く、

骨を削る量が多く予想される場合は

次の日だけでなく少し長めに安静にしていられる日を抜歯の手術日に選ぶなど

日にちを調整するといいと思います。

 

出血が止まりかけた際には

血流をよくしすぎて再出血しないように

安静にして過ごす事が治癒の早道となるのです。

 

池下にある阿部歯科では幅広く治療の相談をお受けしています。

親知らずは他の歯と比べて退化傾向にありますが、

その退化傾向は人種によっても様々です。

 

上顎臼歯の退化傾向の分類

大臼歯の嚙み合わせの面(咬合面)には

主要な4つの山(咬頭)があります。

それぞれに

近心頬側咬頭(頬側の前側)

近心舌側咬頭(舌側の前側)

遠心頬側咬頭(頬側の後側)

通心舌側咬頭(舌側の後側)

と名付けられています。

 

その中でも上顎大臼歯の退化傾向は

遠心舌側咬頭(舌側の後側)の大きさに最も現れると言われています。

 

そのため、上顎の臼歯の退化傾向を

4 :遠心舌側咬頭に全く退化傾向がないもの

4- :遠心舌側咬頭が退化しているものの、その場所に位置しているもの

3+ :遠心舌側咬頭が明らかに退化して位置がずれて押しやられているもの

3 :遠心舌側咬頭が完全に消失したもの

という分類がされる事があります。

 

上顎親知らずの退化傾向

親知らずの退化傾向は他の臼歯と比べて著明で

人種を分けて見てみると

 

エスキモー

分類4がおよそ3割、

分類3がおおよそ7割、

 

インディアン

分類4がおおよそ1割、

分類4-がおおよそ1割、

3+がおおよそ1割、

分類3がおおよそ7割

 

白人

分類4がおおよそ2割

分類4-がおおよそ2割

分類3がおおよそ6割

 

と、様々な人種で幅広く親知らずの退化傾向が認められます。

 

日本人においても親知らずの退化傾向は著明で

他種族と比べると比較的その退化傾向が強いと言われています。

 

歯の頭(歯冠)は後ろの歯ほど退化して小さくなる

歯冠の厚みは後ろにいけばいくほど押しつぶされるように小さくなります。

第一大臼歯よりも第二大臼歯の方が

前後の幅(近遠心径)は小さくなり、

 

親知らず(第三大臼歯)ではさらに前後の幅が小さくなり

第二大臼歯と比べて横幅(頬舌径)も小さくなります。

 

それに伴って

咬頭も段々と小さくなり

ついには消失して退化形の歯の形となっていきます。

 

程度の差が大きい退化の傾向

第一大臼歯から第三大臼歯へかけての退化の程度は

個人差や人種的な差が非常に大きく

原始形を保持した民族や種族ではこの退化傾向が

非常に弱くなる事は周知の事実とされています。

 

このように、

上顎の各大臼歯間の形態的差異は

退化の程度の差異と言えるところがあり、

その差も個人差が非常に大きいのが現状です。

 

そのため、

1本の上顎大臼歯を見て

それが何番目の歯かと判定するのは難しい部分もあります。

 

そして、その判別には

絶対的基準というものが存在しないため、

親知らずというのはあくまでも

大臼歯が退化傾向を見せた歯という状態になります。

 

親知らずは腫れたりするその臨床症状から

ある程度特別視されていますが、

別名、第三大臼歯と呼ばれるように

あくまでも第一大臼歯、第二大臼歯に続く第三の大臼歯という事で

他の大臼歯と分類的には一緒にされるのです。

 

千種区の阿部歯科では親知らずの抜歯などに関する様々な情報をお届けしています。

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