親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

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親知らずを抜く際には独特の音がする事があります。

千種区の阿部歯科では親知らずの相談に来られる患者さんが多くいますが、

親知らずが抜くのが怖いという方も多く

少しでも怖がらないように抜歯の際に聞こえてくる音に関してお話する事があります。

親知らずの周りの骨をきしませたり

一部の骨を割りながら抜歯する際に聞こえてくる音ですが、

そのような音はあまり心配する必要がないものも多くあります。

 

親知らずを抜く際に聞こえるメキメキという音

親知らずを抜歯する際に骨をきしませながら

歯と骨の間にある歯根膜という組織にヘーベルという器具を入れて

抜歯をする事があります。

そのような際には患者さんには

メキメキというような嫌な音が聞こえる事があります。

骨から親知らずが抜けてくると同時に骨がきしむ音なのですが、

耳のすぐ近くで骨がきしむ音なので

特に嫌な音に聞こえる事があります。

 

そのような音が抜歯の際に聞こえる事は比較的普通ですが、

患者さん本人がその事をあまり知らない事がほとんどのため

抜歯をしている際に怖がってしまう患者さんもいるかもしれません。

しかし、そのような骨がきしむような音が聞こえても

それは歯が抜けてくる際の音なのであまり心配する事はありません。

 

抜歯をする際に聞こえるバキバキという音

親知らずの中には親知らずの根が骨をかかえている場合があります。

そのような時に抜歯をすると

親知らずの根がかかえた骨の一部を割りながら抜けてくる事があります。

そのような時にはバキバキという音が聞こえてくる事があります。

その他にも上の親知らずの抜歯をした際に

親知らずの後ろ側の骨の一部が割れて剥がれながら抜けてくる事もあるため

そのような際にもバキバキという音がする事があります。

 

親知らずの抜歯をする際に親知らず共に骨の一部が割れてきても

ほとんどの場合には問題となりません。

逆に親知らずを抜く際に骨が邪魔をしている場合には

骨を削って抜歯をする事も多くあるため、

骨の一部が剥がれてくる事自体はそこまで問題とはならず

むしろ、抜歯をする上で邪魔となっていた部位に相当している可能性もあります。

 

バキバキという音が聞こえると

歯を抜く際のメキメキという音よりも怖く聞こえますが

骨の一部が割れて剥がれてきている際の音なので

この場合にも過度に怖がる必要がない場合がほとんどです。

 

ガチガチという音

抜歯をする際に聞こえる音とは別に

ガチガチという器具と歯が当たる音が聞こえる場合があります。

抜歯鉗子と呼ばれる歯をつかむ器具を使う際に聞こえる事が多くありますが

この抜歯鉗子と歯が当たって

ガチガチという硬い物同士がぶつかり合う音が聞こえる事があります。

 

抜歯鉗子は歯をしっかりつかんで抜くための道具なのですが、

うまく親知らずをつかめない事も時々あり

そのような際に親知らずから抜歯鉗子がスルっとぬけてしまい

大きなガチッ!という音がする事があるため

このような音が急に聞こえると患者さんはびっくりしてしまうかもしれませんが、

抜歯鉗子が親知らずをうまくつかみきれずに抜けた音なので

この音自体は心配する事はありません。

千種区の阿部歯科には親知らずの相談で多くの患者さんが来院していますが、

親知らずを抜歯する理由は様々です。

患者さんでしばしば言われる事が

今は痛くないけれども親知らずを抜いた方がいいですか?

という相談です。

 

親知らずは抜いておいた方がいい?

親知らずが腫れたり痛みが出たり

大きく虫歯になっている場合には抜歯を希望する患者さんが多くいますが、

親知らずがある事自体が心配で

抜歯をした方がいいかどうか悩む患者さんは少なくありません。

将来的に親知らずが痛んだり腫れたりする事が予想される場合には

あらかじめ抜いておいた方がいい事も多くありますが、

そのような症状が出るかどうかはっきりと分からず

虫歯にもなりにくそうな場合に抜歯をした方がいいのか悩まれます。

 

親知らずは抜歯すると抜歯後に腫れるというイメージがあるため

出来れば抜きたくないという患者さんも多くいます。

今までに痛みや腫れが出ていないものの

親知らずに歯肉がかぶっていたり清掃性が悪くなっている場合には

将来的に腫れる可能性があるため

抜歯をあらかじめするという選択肢もあります。

このような判断は患者さん本人ではなかなか分かりづらいため、

歯医者さんを受診して診断を受けた上でアドバイスを求めると良いでしょう。

 

親知らずは抜ける時に抜いておいた方がいい?

親知らずを抜く際には、抜歯をした後の傷が必ずできるため、

比較的余裕のある時期や安静にしていられる時期に抜歯をする事がすすめられます。

年齢によっても抜歯の難易度が左右されるため、

休みがある程度取れたり余裕のある時期で

なるべく早めに抜歯を決定するという事は

患者さん本人にとってもメリットとなる事が多くあります。

 

一方で

やはりなかなか親知らずの抜歯に踏み切るのが怖く

どうしても伸ばし伸ばしになってしまう事もあります。

そういった場合に症状が安定している場合はいいのですが、

いざ急に腫れて痛んできたりといった症状が出た時には

感染のもとである親知らずを抜歯するために

安静にできる時期を選べない事もあります。

 

そのような際にも炎症が強い当日は抜歯をする事ができずに

近日中に炎症が少し治まったタイミングを見計らって

抜歯をするという事が必要となる事があるため、

そういった意味ではなかなか自分のタイミングを選べない事も多々あります。

 

親知らずを抜歯するかしないかは患者さん本人の希望が大きく左右しますが、

痛みや腫れが出ていない時期に自分のタイミングを選んで

抜歯を計画するという事は治癒の面でも良い点が多くあるため、

親知らずが生えているという患者さんは歯医者さんにいって

その親知らずをどのように対処していくのか相談する事もいいかもしれません。

今池からすぐの阿部歯科では親知らずの抜歯の相談を受ける際に矯正治療のために抜歯をしたいという患者さんが来院される事があります。

親知らずが腫れたり痛んだりする他にも

矯正治療のための抜歯というのは比較的よくある理由ですが、

親知らずが矯正治療の妨げになるという事で抜歯を希望されます。

 

矯正治療前の親知らずの抜歯

矯正治療を開始する前に親知らずの抜歯をする事がありますが、

この抜歯をする年齢は矯正治療の時期に合わせるので様々です。

親知らずがまだ口の中に生えてきていないものの

骨の中に歯の形ができ始めてきた15歳頃に抜歯を希望される患者さんもいれば

親知らずがしっかり生えている20代後半以降に抜歯を希望される事もあります。

 

中学から高校に入る時期に親知らずの抜歯をする場合には

骨の中に埋まっている親知らずを

歯肉を切開して骨を削って取り出さないといけない他にも

できかけの歯が骨の中で固まっていないため

抜歯をしようとした時に骨の中でコロコロと空転してしまい

なかなか骨の中から取り出せない事もあり

親知らずがある程度できていない状態での抜歯は

難しい点も含んでいます。

 

親知らずを抜いてきて欲しいと言われたら

矯正治療を開始するにあたって

親知らずが邪魔をしている場合に担当医の先生から

親知らずを抜いてきて欲しいと言われる事があると思いますが、

やはり、担当医の歯医者の先生が親知らずが治療の妨げになると判断した場合には

抜歯をする必要が出てきます。

 

歯を動かす際に邪魔になったり、

矯正器具をつける事自体の邪魔になったりと

親知らずを抜歯する理由は様々ですが、

やはり、治療のためには必要な処置と判断された場合には

治療開始するためになるべく早めに抜歯をしてしまった方がいいかもしれません。

 

親知らずを抜歯した後にすぐに矯正治療は開始できる?

親知らずを抜歯した後には抜歯した傷ができますので

その傷の治りを確認してその上で治療を開始していく必要があります。

親知らずの傷自体は一ヶ月半から二ヶ月ほどかけて奇麗に治ってきますが、

元々親知らずがあった骨自体は半年以上かけて骨で満たされてきます。

 

傷自体が治れば治療を開始できるのか

骨が埋まるまで待つのかは担当医の歯医者の先生が決めますが、

こういった抜歯後の治癒の期間というものも考えないといけないので

親知らずの抜歯が必要と判断された場合には

その事も考えて早めに抜歯を計画する事も大切となる場合があります。

千種区の阿部歯科には親知らずの相談で多くの患者さんが来院していますが、

患者さんには親知らずが骨の中に埋まっている人もいれば

親知らずがしっかり生えていて上下で噛んでいる患者さんもいたり

その状態は様々です。

 

上下左右の親知らずがしっかり生えている場合の機能

親知らずは上下でしっかり咬んでいれば食べ物を咬む能力があるのですが、

食べ物を咬むのに特別親知らずがいるのでしょうか?

日本人では、最低限前から6番目の歯まであれば食べ物をしっかり咬む能力は残ると言われています。

欧米人では前から5番目の歯まであれば咬む能力があると言われているので、

日本人の体格などを考慮すると前から6番目の歯まであれば

最低限しっかり食べ物を咬む能力があるという事になります。

 

親知らずを数えてみると前から8番目になります。

それではしっかり親知らずが生えていても親知らずはいらない歯なのでしょうか?

しかし、親知らずは場合によっては重要な役割を果たしてる時もあります。

それは、歯を咬み合わせた時の役割です。

 

特定の条件で親知らずが果たす役割

通常通り上下の歯を「カチッ」と咬んだときは、

親知らずも他の歯と同様に噛んでいて

そこまで重要な何かがあるという事ではありません。

役割を果たすのは、歯が咬んでいない状態から上下の歯を嚙合わせる瞬間です。

 

親知らずが特定の役割を果たすのは、寝ている時に起きる事があります。

親知らずがしっかり生えていて上下で噛んでいる場合は

寝ている際に無意識に歯を嚙合わせる際に、

親知らずがガイドのように当たって手前の7番目の歯に負担がかからないようにしている事があります。

 

つまり、この状態で親知らずが当たってくる場合は

親知らずは抜かない方がいい可能性があるのです。

抜いた場合には、前から7番目の歯がその役割を果たす事になり負担がかかる事がある場合もあるからです。

 

これは実際には中心位と呼ばれる状態から咬頭嵌合位と呼ばれる状態への咬みこむ瞬間を診断して分かります。

レントゲンを取ると一番奥の歯の後ろ側の骨だけがすり減っている、

といった場合にはこの状況がおきている可能性があります。

レントゲンでこの状況を見逃さない事が一つの大切なキーポイントとなってきます。

 

そのため、

親知らずが上下でしっかり生えていて噛んでおり

親知らずが腫れたりした事もなく

ひどい虫歯がなければ親知らずを安易に抜くのは少し考えた方がいい場合もあるのです。

 

ただし、

親知らずがよく腫れたり

ひどい虫歯になっていたり

他の歯を虫歯にしやすくしている状態の場合は

無理に残す事で炎症や虫歯のリスクをあげてしまうので

この場合は親知らずを抜くことを考えるのも一つの考え方となります。

池下の阿部歯科に親知らずの相談に来る患者さんの中には

親知らずは痛くないけど出ているので

抜いた方がいいの?という理由で来院される患者さんも多くいます。

親知らずの多くは

痛いので抜きたい、腫れたので抜きたい

といった理由で抜歯をする事が多いのですが、

抜いた方がいいかどうか分からないので相談しに来たという方もいます。

 

嚙み合わせがなくて痛くない親知らずはどうしたらいい?

親知らずに特別に痛みや腫れといった症状が出た事がない場合でも

嚙み合わせがなく、歯として機能していない場合には

抜歯を考えた方が将来的にはメリットが多い場合もあります。

 

親知らずが虫歯になっている、将来的に親知らずが虫歯になるかも

といった理由がある場合には

親知らずを残す事でその部位が虫歯になり

手前の歯に対して悪影響を及ぼしたり

歯を磨きにくくなる事で手前の歯が虫歯になってしまう事もあります。

 

嚙み合わせがなく虫歯になっている、もしくは虫歯になる可能性が高い

と思われる親知らずの場合には

その先ずっと残しておいてリスクとなるよりも

抜歯を選択してリスクを取り除くという考え方も悪くありません。

 

嚙み合わせがなく虫歯もない親知らずの場合には?

嚙み合わせがなく虫歯にもなっていない親知らずの場合にも

親知らずを抜歯しておいた方がいい場合があります。

それは、嚙み合わせがない事で

親知らずが反対側の歯茎に当たって傷になってしまう場合です。

 

嚙み合わせのない親知らずの場合には

親知らずが段々と歯茎から出てきて

その分反対側の歯茎に当たるようになって傷になってしまう事があります。

そういった際に口を閉じるたびに傷に当たって痛いといった症状が出る事があるため、

その様な症状が出ている場合や

もしくは将来的なリスクを考えて抜歯をしておきたいといった場合には

あらかじめ親知らずの抜歯を考えるのも良いでしょう。

 

親知らずを残しておく場合

とりあえず、現在は親知らずを残しておく場合には

虫歯にならないようにする

傷ができてきたら早めに歯医者さんを受診する

といった注意が必要となってきます。

 

親知らずを残す事で将来的にブリッジの支えとする事も可能となりますが、

親知らずの手前の歯が虫歯などで悪くなってしまう場合には

通常であれば親知らず自身はさらに虫歯などのダメージが多くなっている事がほとんどなので

現実としては将来的なブリッジの支えを想定して親知らずを残す事は

あまり現実的ではない事もしばしばあります。

千種区の阿部歯科では親知らずで悩まれている多くの患者さんの抜歯をおこなっていますが、あえて親知らずの歯の根を抜かない場合もあります。

親知らずの抜歯の基本は歯の頭も含めて

根の部分も抜く事が基本となりますが、

それでも歯の根を抜く事自体が患者さんにとって不利益となる場合もあります。

 

腫れた親知らずを抜く場合に最も大切な事

親知らずが腫れた場合に最も大切な事は

腫れを起こした感染源となる部位を取り除く

という事になります。

親知らずの周りが腫れる場合には

歯の頭の部分の周囲の歯肉が感染を起こしており

その感染は歯の頭と歯肉の間に汚れが蓄積して

その結果、感染と炎症を起こす事となります。

 

つまり、多くの親知らずの腫れにとって最も大切な事はこの

歯の頭と歯肉の汚れが蓄積する事を取り除く

という事になります。

この状態では歯の頭の部分がなくなれば

基本的には汚れが蓄積する空間がなくなるため、

単純に言えば親知らずの頭の部分がなくなれば

腫れと感染が起きなくなってくるという事になります。

 

親知らずの根も取らないといけない場合

しかしながら、親知らずの歯の根の先端も取らないといけない

という状態も実際には存在します。

それは、歯の根の先端に感染源が存在する場合です。

この場合には、歯の頭の部分だけを取っても

歯の根の先端の感染源が取れる事はなく、

この場合には親知らず全体を抜歯する必要があります。

 

このような特別な場合には

親知らずの歯の根の先端を抜く事がとても大切となりますが、

ほとんどの親知らずの抜歯においては

歯の根の先端を抜くかどうかは

その場合のリスクの発生を考えて決定をする事がしばしばあります。

 

親知らずの歯の根の先端を抜く場合のリスク

歯の根の先端が明らかに下歯槽神経の存在する下歯槽管と交通していたり、

歯の神経を歯の根が抱え込んでいたり

根の先端が骨と一体化しており、下歯槽管と近い場合には

根の先端に感染がない場合に限って歯の根の先端を触らずに残す場合があります。

 

親知らずの抜歯は親知らず全体を抜く事が基本とりなりますが、

このような状態の場合には

親知らず全体を抜く事自体が大きなリスクとなる事もあります。

歯の根の先端を残した場合に感染が起きていないと

根の先端は骨と一体化して次第に吸収されていくため

その方が患者さんにとってメリットが大きい事もあるのです。

今池からすぐの阿部歯科では親知らずが痛くなったので見て欲しいといって受診される患者さんが多くいます。

そういった患者さんでも、

数日前は痛かったのに現在は痛くなくなったといった方もめずらしくはありません。

そういった際に、痛かった親知らずが痛くなくなった場合にはどうしたらいいのか

といった事で悩まれる患者さんも多くいます。

 

痛かった親知らずが痛くなくなった

親知らずが痛む場合には、その周囲に急性の炎症が起きている

という状態になっていると言えます。

親知らずが腫れる状態では汚れが多くたまって細菌による感染が起きたり膿を作っている

といった状態になっている事が考えられます。

つまり、口の中の汚れによって感染と炎症が起きて

その結果親知らずが腫れて痛くなっているのです。

 

この感染の状況ですが、

汚れのたまり具合も影響しますが、体の免疫力というものにも左右されます。

普段疲れもなく体の調子がいい時には汚れがある程度たまっていて

口の中の細菌が増えようとしていても免疫力によって抑え込んでいる

といった場合もあるのですが、

疲労や体調の不良によって免疫力が落ちた際に

普段は抑え込めていた細菌の増殖を抑え込めずに親知らずが再び腫れてくる

といった事が起きる事があるのです。

 

その場合にどうすればいいのか

元々は汚れがたまりやすく

感染を起こしやすいといった状態があるにも関わらず

体の抵抗力によって細菌の増殖を抑え込めていたものの

何かのきっかけで増殖を抑え込めずに腫れてきたものの

再び体の調子が戻り腫れがおさまってきたといった場合には

体の不調によってまた再び痛みや腫れが起きる可能性があります。

 

一時的には痛みや腫れがおさまっても

根本的な原因自体が取り除かれたわけではないので

また再び腫れや痛みが出てくる可能性があるのです。

特に親知らずの腫れは繰り返せば繰り返すほど

感染を起こしやすくなる傾向にあり、

親知らずを抜く場合に関しても

腫れを繰り返した方がその後の治癒が悪くなる事が多くなります。

 

そのため、

一時的に痛みが引いた場合でも

痛みが引いている間に歯医者さんを受診して

親知らずの周りの汚れの付きやすさ

腫れの繰り返しやすさを診断してもらい

必要に応じてはやめに対処していく事が大切となります。

親知らずが少し腫れて引いたという状態の間はまだいいのですが、

その後に腫れがぶり返してノドの奥まで炎症が広がってしまった場合には

唾を飲み込めなくなったり食べ物がノドを通らなくなったりと

重い症状に発展してしまう可能性があるからです。

 

阿部歯科では今池から多くの患者さんが親知らずの相談にみえられますが、やはり親知らずが腫れたけど今は痛くないといった患者さんも多くいます。

そのような状態でも、腫れがおさまっている間に抜歯を計画していった方がいいという状態の方はやはり多くいます。

親知らずが腫れると痛みが出てきますが、

腫れが強くなると唾を飲み込んだ時の痛みが出てきたり

時には口が開かなくなってしまう事もあります。

千種区の阿部歯科でも親知らずが気になるから抜きたいという患者さんから

すでに親知らずが腫れて痛いといった患者さんまで

様々な患者さんが受診していますが、

その中でも口が開かなくなるほど親知らずが腫れている患者さんには注意を払う必要があります

 

親知らずの腫れで開かなくなる口

親知らずが腫れるという状態を放置して我慢していると

感染と炎症がすすんで口が開かなくなってしまった

といった状態になってしまう患者さんがいます。

口が開かなくなった状態では

感染が親知らず周囲だけではなく、

喉の方や時には筋肉の周りや首回りまで炎症が波及している事さえあります。

 

親知らずの腫れで口が開かないという状態はつまりは

腫れがかなりすすんでいるという大変危険な状態を意味します。

この状態まで親知らずの腫れを放置すると

点滴で抗生物質を入れないといけなくなってしまっていたり、

時には入院しないといけないという状態に陥っている事があるので、

このような、口が開かないという状態になった時は

すぐにでも歯科医院を受診する事がとても大切となります。

 

親知らずがかなり腫れている時の対処

親知らずが非常に腫れている場合には

とにかく速やかに歯医者さんを受診する事が大切となります。

少し我慢してから受診しようとした場合でも

感染と炎症がどんどん強くなっていきその症状があまりにもすすみすぎると

診療所では対処できない状態になってしまう事さえあるからです。

 

感染と炎症が進んだ親知らずでは

その後の治療の経過にも影響を与えるため

早め早めの受診というのが大切なのです。

特に感染が急性期にある親知らずではその場で親知らずを抜く事はしてはいけないので、

まずは感染と炎症を弱めるという処置から初めていく事が必要となります。

 

急性期にある親知らずの感染ではしばしば膿を作っているので

まずは親知らずの周りを切って膿を出すという処置が必要になってきます。

この排膿の処置はとても大切で、

中途半端に切開をして傷がふさがってしまうと

さらに炎症が強くなる事もあるため、

傷が塞がらないようにして持続的に膿を排出し続ける事がとても大切となります。

 

そのため、切開をして排膿の処置を受けた場合には

その次の日までも血と膿を出し続ける事が必要となるため

口の中の傷口をふさがないようにしないといけません。

膿が出きる前に傷が塞がるとまた再び膿が溜まって腫れてくる事もあるため、

この切開と排膿では膿を出し切る事を目的として処置をします。

 

この排膿処置によって急性期の炎症がある程度落ち着いたら

今度は親知らずの抜歯の計画を立てていくため、

あまりにも親知らずが腫れてしまった場合には

治療自体が長引く事にもなるため、

親知らずが腫れ始めたら早めに歯医者さんを受診する事が大切となるのです。

親知らずの抜歯を行う際に

難しくなる要素というのがいくつかあります。

池下の阿部歯科では親知らずの抜歯を数多くおこなっていますが、

中には抜歯の難易度が高い要素を持つ患者さんもいます

その中に年齢による要素というものがあります。

 

年齢が上がるほど親知らずの抜歯は難しくなっていく

未成年で親知らずの歯がまだ未完成という特定の状況を除くと

年齢は上がれば上がるほど

親知らずの抜歯は難しくなっていきます。

 

特にその傾向は男性で顕著となります。

女性の場合にも年齢が上がれば

親知らずの抜歯は難しくなっていく傾向にありますが、

その変化は男性ほどではありません。

親知らずの抜歯は歯がどのように生えているかも

その難易度に大きな影響を及ぼしますが、

通常通り生えているおやしらずでも

年齢の要素は無視できないくらい抜歯の難しさに影響を与えるのです。

 

どうして年齢があがると抜歯が難しくなるのか

おおよそ成人以降になると骨の硬さがどんどん硬くなっていきます。

20歳から30歳ほどまではそこまで骨の硬さは変わりませんが

30歳を超えると5歳くぎりくらいで

段階的に顎の骨の硬さが硬くなってきます。

そのため、抜歯をする際にその骨の硬さが抜歯の難易度に大きな影響を与えます。

 

抜歯はただ単純に骨の中から歯を取り出しているだけではなく、

骨を少しゆがませて骨と歯の間にある歯根膜という組織をゆるませながら

空間を少し広げながら歯が抜けてくる

という操作を行っています。

この操作で骨があまりにも硬くてガチガチの場合には

歯の周りを緩ませる脱臼という操作が非常に難しくなる事があります。

骨がガチガチに硬くなってくると

抜歯するための器具を入れる空間もせまくなるため、

親知らずを抜こうとしても歯が全然脱臼せずに動かない

といった状況になって抜歯が難しくなる場合があるのです。

 

何歳までに親知らずを抜歯すればいいのか

親知らずが症状もなく落ち着いていたり

親知らずの影響によって他の歯が虫歯になっている

といったような状態がない場合には

今後ずっと親知らずの抜歯を考えないという選択肢もありますが、

何かしらの理由で親知らずを抜く必要があるといった状況が出てきた場合には、

やはりある程度の年齢までに抜歯をしてしまう方が

患者さんとしても楽となります

 

親知らずの周りの骨がガチガチに硬くなっていると

歯を抜くのが難しくなるだけではなく、

歯を抜くためにその分骨を削ったり

侵襲が大きくなる分だけ治りが遅くなったり

骨が硬い事によって歯を抜いた穴に血の塊ができにくくなる

ドライソケットという状態になる事があります。

これらの状況はいずれも治癒が遅くなる要因となるため、

骨が少しでも柔らかい間に抜歯を行った方が

結局は患者さんにとって楽だったという事にもなる場合が多々あります。

 

抜歯を行う目安は個人差によってある程度差がありますが、おおよそ

男性なら30代の内

女性なら40代の内

抜歯を行う方が良い可能性がります。

男性と女性共に50代になると骨もしっかりしてくるため

年齢という要素を見た段階で抜歯の難しさがグンと上がってきます。

特に50代男性の抜歯となると骨の硬さはかなり固い事が予想されるため、

抜歯を行う必要があると考えられる場合には

やはり40歳になる前に親知らずの抜歯を行う事が患者さんとして楽となります。

阿部歯科では千種区から多くの患者さんが親知らずが腫れたという事で受診されていますが、

中には食べ物が飲み込めなくなる

唾が飲みにくくなる

といった状態になるまで腫れてしまっている患者さんもいます。

食べ物や唾を飲み込む際に痛み状態を

嚥下痛と言いますが、

親知らずが腫れた際にこの嚥下痛が出る場合には

炎症がかなり進んでいる事を意味するためかなり注意が必要となります。

 

どうして親知らずで喉が痛くなるのか

親知らずが腫れて嚥下痛が出る際には

喉の痛みも出る事が多くあります。

このような痛みは、多くは下の親知らずが腫れた場合にみられます。

親知らずが腫れる際には

最初は周りから炎症が起きて腫れるのですが、

炎症がすすむと次第にその腫れは喉の方へと移動していき

咽頭部に達する事で親知らずの腫れによって

喉の痛みを感じる事となります。

 

喉の奥まで炎症が進んだ親知らずの腫れは非常に注意が必要で、

感染部位に膿が停滞している場合には

切開をして膿を出すといった処置が必要になる事もしばしばあります。

喉の奥まで進んだ感染は

そのまま放置するとさらに喉の奥へと進み

首の方までどんどん感染と炎症が波及していく事もあります。

そのため、嚥下痛が出るというのは

親知らずの感染がかなり進んでいるサインとなるため、

そのような状態の場合には

すみやかに歯科医院を受診する事が大切となります。

 

喉の奥まで親知らずが腫れてきたら

嚥下痛が確認できて

さらに親知らずの周りに大量の膿が確認できる場合には

速やかに切開を行い排膿をする必要があります。

しかし、

感染と炎症が咽頭の方までかなり進んでしまっている場合には

切開による膿の排出だけでは追い付かない事もあるため、

そのような場合には点滴で抗生物質を入れる必要が出る場合もあります。

喉の奥まで親知らずが腫れてくるという状態は

親知らずの腫れとしては危険なサインを示しているため、

そのような状態が確認できる場合には

可能な限り必要な処置を速やかに受ける事がとても大切となります。

 

切開排膿した後には

切開をして膿を出した後には

その後も膿を排出し続けないといけません

そのため、切開を行った部位が閉じないようにしておくとともに

膿をどんどん出し続ける必要があるため、

家に帰ってからも持続的に口の中から血に混じった膿が出続けている必要があります。

 

切開と排膿を行った部位は

感染が弱くなっている事を早めに確認するために

可能であれば次の日に感染の状態を確認して

痛みや腫れがおさまっている事をチェックする必要が出ます。

うまく膿の排出が行われている場合には

劇的に痛みが引く事がしばしばあるため、

切開をするという行為一つで症状が劇的に改善する事もあるのです。

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