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上顎の親知らずの退化傾向

親知らずは他の歯と比べて退化傾向にありますが、

その退化傾向は人種によっても様々です。

 

上顎臼歯の退化傾向の分類

大臼歯の嚙み合わせの面(咬合面)には

主要な4つの山(咬頭)があります。

それぞれに

近心頬側咬頭(頬側の前側)

近心舌側咬頭(舌側の前側)

遠心頬側咬頭(頬側の後側)

通心舌側咬頭(舌側の後側)

と名付けられています。

 

その中でも上顎大臼歯の退化傾向は

遠心舌側咬頭(舌側の後側)の大きさに最も現れると言われています。

 

そのため、上顎の臼歯の退化傾向を

4 :遠心舌側咬頭に全く退化傾向がないもの

4- :遠心舌側咬頭が退化しているものの、その場所に位置しているもの

3+ :遠心舌側咬頭が明らかに退化して位置がずれて押しやられているもの

3 :遠心舌側咬頭が完全に消失したもの

という分類がされる事があります。

 

上顎親知らずの退化傾向

親知らずの退化傾向は他の臼歯と比べて著明で

人種を分けて見てみると

 

エスキモー

分類4がおよそ3割、

分類3がおおよそ7割、

 

インディアン

分類4がおおよそ1割、

分類4-がおおよそ1割、

3+がおおよそ1割、

分類3がおおよそ7割

 

白人

分類4がおおよそ2割

分類4-がおおよそ2割

分類3がおおよそ6割

 

と、様々な人種で幅広く親知らずの退化傾向が認められます。

 

日本人においても親知らずの退化傾向は著明で

他種族と比べると比較的その退化傾向が強いと言われています。

 

歯の頭(歯冠)は後ろの歯ほど退化して小さくなる

歯冠の厚みは後ろにいけばいくほど押しつぶされるように小さくなります。

第一大臼歯よりも第二大臼歯の方が

前後の幅(近遠心径)は小さくなり、

 

親知らず(第三大臼歯)ではさらに前後の幅が小さくなり

第二大臼歯と比べて横幅(頬舌径)も小さくなります。

 

それに伴って

咬頭も段々と小さくなり

ついには消失して退化形の歯の形となっていきます。

 

程度の差が大きい退化の傾向

第一大臼歯から第三大臼歯へかけての退化の程度は

個人差や人種的な差が非常に大きく

原始形を保持した民族や種族ではこの退化傾向が

非常に弱くなる事は周知の事実とされています。

 

このように、

上顎の各大臼歯間の形態的差異は

退化の程度の差異と言えるところがあり、

その差も個人差が非常に大きいのが現状です。

 

そのため、

1本の上顎大臼歯を見て

それが何番目の歯かと判定するのは難しい部分もあります。

 

そして、その判別には

絶対的基準というものが存在しないため、

親知らずというのはあくまでも

大臼歯が退化傾向を見せた歯という状態になります。

 

親知らずは腫れたりするその臨床症状から

ある程度特別視されていますが、

別名、第三大臼歯と呼ばれるように

あくまでも第一大臼歯、第二大臼歯に続く第三の大臼歯という事で

他の大臼歯と分類的には一緒にされるのです。

 

千種区の阿部歯科では親知らずの抜歯などに関する様々な情報をお届けしています。

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