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歯周病でグラグラになった歯

抜歯を考えないといけない歯に

歯周病でグラグラになってしまった歯があります。

 

食べ物を噛んでいると痛い

いつもグラグラ動いて噛めない

物を噛めないのでそこで噛まないようにしている

 

そのような歯周病で骨の支えがなくなってしまった歯

日常で機能するのが難しくなってしまっています。

 

グラグラになった歯は抜く?抜かない?

歯周病によって歯槽骨が完全に溶けてなくなってしまった場合、

つまり、

歯を支える骨が完全になくなってしまった場合

そのような場合は臨床的には

不可逆的で治癒不可能な状態にあります。

 

歯科医学的には治癒不可能なため

抜歯という選択肢を取る事が理論的には正解となりえるのですが、

実際の臨床現場では抜かない事もあります。

 

その理由は

患者さんの心理面

という点にあります。

 

どんなにグラグラで明日に自然と抜けてしまうかもしれない歯でも

残せるだけ残しておきたい

と思う患者さんも少なくありません。

 

歯科医学的に正しい治療の選択肢が

全ての患者さんにとって正しい選択肢ではないという事です。

 

グラグラの歯が自然と抜ける?

そのように

かなり動揺の激しい歯は

日常の食生活において自然と抜けてしまうかもしれません。

 

子供の時に乳歯が抜けたように

歯槽骨の支えを失った歯が同じように抜ける可能性はあります。

食事の時に抜けた場合は

抜けた事が分かるのですが

 

夜、寝ている最中に何らかの理由で抜けた場合

飲み込んだらまだ良い方で

気道におちて誤嚥をする可能性もあります。

 

誤嚥をしてせき込んで吐き出したらいいのですが、

そのまま落ちてしまった場合は放置するわけにいきません

誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性もあるからです。

 

そういったリスクを考えると

実際には抜ける直前までグラグラになった歯を

そのままにするのはあまり好ましくはないとは言えます。

 

しかし、

やはり患者さんの価値観はそれぞれなので

そういった事や事情も踏まえた上で

そのような歯をどのようにしていくかを選択するといいと思います。

 

グラグラになった歯を抜いた後は

歯周病によってグラグラになった歯を抜いた後は

その部位を補わないといけません。

 

他の歯の状態によって

入れ歯

ブリッジ

インプラント

など

様々な選択肢がありますが、

インプラントを考える場合にも

インプラントを埋入するための歯槽骨が必要となります。

 

ブリッジを選択する場合も

支えとなる歯が必要となります。

 

そのため、

抜歯をした後の選択肢は

口の中の状態によって様々になります。

一概にどのような治療方針が決定するとは決められず

患者さんの口の中の状態と希望する治療方法によってその後の治療方針が決定するのです。

 

千種区の阿部歯科では歯周病を含めた歯科治療全般に関しても様々な情報をお届けしています。

 

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