親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

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2020年8月アーカイブ

親知らずが腫れて痛いという主訴で来院される患者さんは多くいます。

腫れが痛いということで当日の抜歯を希望される患者さんもいますが、

当日に抜歯を行うと逆に炎症が強くなってしまうという問題があります。

 

腫れた親知らずはいつ抜くのか

親知らずが強く腫れている場合には、当日に抜歯をすることはほとんどありません

腫れの周りに強い膿を作っている場合は切開をして排膿をしますが、抜歯自体は当日には行いません。

切開排膿をする目的は、

膿を出すと共に空気を嫌う嫌気性の細菌の生育環境を変えるためです。

空気を嫌う細菌が繁殖している部位では空気がない嫌気性の環境となっていますが、

これを空気にさらすことで嫌気性の細菌が増えにくいようにするのです 。

 

そのため、親知らずが腫れて膿を作っている時には、

炎症が強い状態でも切開をして排膿するという事が大切となります。

一方で親知らずを抜歯する事自体は炎症を強くするため、

親知らずの周りが腫れて膿を作っている状態では抜歯は行う事はほとんどありません。

 

腫れている最中に親知らずを抜いたら

それでも、親知らずが腫れている状態で抜歯を行うと炎症が急激に強くなる事があります。

抜歯に伴う傷口が大きくできる事で

逆に炎症が広がり唾を飲み込みにくくなったり

口を開けにくくなったりといった問題が出てくる事があります。

切開排膿を行う事と親知らずを抜くという事は同じように傷口ができるといっても、

目的自体が大きく違っており、その結果にも違いが出ます。

 

切開排膿を行う事自体は炎症を結果的に弱める効果がありますが、

炎症が強い状態で親知らずを抜くという事は逆に炎症を強めてしまうのです。

親知らずを抜く一番の目的は、

親知らずの周りに感染が起きにくいようにするという事なので、

今現在強く出ている炎症をおさめるという事自体は抗生物質の投与などで行います。

その上で、炎症がある程度落ち着いてきた段階で親知らずの抜歯を行うことになります。

 

炎症が治まった後の抜歯のタイミング

急性の炎症が治まってきて、ある程度腫れと痛みが軽快した段階で抜歯を計画していきます。

急性の炎症が起きたということは、

時間が経てばまた炎症が強くなる可能性があるので、

切開排膿や抗生物質の投与によって消炎処置が完了した後には

ある程度早めに親知らずの抜歯を計画していく事も大切となります。

 

炎症が治まったことで抜歯をしばらく延期することもありますが、

特別な理由がない場合には今後再び炎症が強くなるリスクを避けるために

しっかり今後の治療計画を決定していくことも大切となります。

池下の阿部歯科では親知らずの相談で多くの患者さんが来院されていますが、

腫れが強くなっている段階ではまずは痛みと炎症を抑えて、その上で必要性に応じて抜歯を計画しています。

親知らずを抜いた後に抜歯した穴がどれくらいで塞がるか

気にする患者さんがしばしばいますが

そのような心配は親知らずを抜いた後にはやはりつきものとなります。

 

親知らずを抜いた後の穴の塞がり方

親知らずは通常では抜歯してからおおよそ1か月半から2か月ほどかけてゆっくりと塞がっていきます。

治癒が順調に進んだ場合は、そのような経過で抜歯したら穴が塞がっていくのですが、

抜歯後感染やドライソケットといった抜歯後の偶発症が起きた場合には

治癒が遅れることがあります

 

抜歯後感染症の場合は、抜歯窩の消毒をしたり

抗生物質を投与したりして感染が治り次第治癒が開始していきます。

一方でドライソケットの場合は、治癒自体が遅れているため

他の偶発症に比べて抜歯窩が埋まるのが遅くなる傾向にあります。

 

抜歯した穴がなかなか塞がらない場合

抜歯した穴が感染もなくドライソケットもないにも関わらず、

穴がなかなか塞がらない場合があります。

そういった際に抜歯した穴に不良肉芽と呼ばれる組織が存在する事もあります。

不良肉芽があると治癒が遅れるため

そのような際には不良肉芽の掻把をすることがあります。

 

特に問題がない場合でも抜歯したら

穴がへこんだままでなかなか穴が平らになってこない事もあります。

そういった際には、

へこんだ穴の部分に汚れがたまって感染が起きてこないように清潔にするようにするといった事が大切となります 。

 

縫合すると抜歯した穴は早く塞がるのか

親知らずを抜歯した後に、縫合する場合としない場合がありますが、

切開を伴う抜歯をした際には基本的には縫合をします。

切り口を縫い合わせるといった意味で抜歯をした穴が早く塞がる手助けとなりますので、

そういった際には方法によって抜歯した穴の塞がりが良くなる事もあります

 

しかし、切開を伴わない状態で縫合をした際には

傷口が繋がることがないので縫合自体は穴がふさがる手助けとはなりませんが

血餅が残りかさぶたができやすいといった事に関連しているが良くなるという場合もあります。

そのため、症例によっては縫合する事によって抜歯窩の治癒の促進をすることもあります。

 

しかし、一方で縫合糸による感染が起きることもあるため

一概に縫合をする事で必ずしも治癒が促進されるというわけではありません。

縫合をすることによって血餅がたまりやすくなるものの

腫れといった痛みが出やすくなる事で炎症も強くなり治癒が遅れることもあるため、

それぞれの状態に合わせて決定をしていく必要があります。

 

阿部歯科では千種区にとどまらず市内の様々な地域から多くの患者さんが親知らずの相談にみえているため、親知らずに心配事がある場合はお気軽にご来院ください。

親知らずの抜歯をする場合にあらかじめレントゲンを撮りますが

歯の根の先端が曲がっている事がしばしばあります

歯の根の先端の曲がり具合によっては

抜歯をする前に抜歯中に歯の根の先端が折れる事が予想される場合もあります

そういった場合は患者さんに説明を行いますが

実際に歯の根の先端が折れた場合は根の先端を抜くかどうかがひとつのポイントとなります

 

折れた根の先端は抜いた方がいいのか

親知らずの歯の根の先端は

しばしば下歯槽管に近い事があります

そういった場合には歯の根の先端が折れた場合に

無理に抜かない事もしばしばあります。

 

折れた歯の根の先端を取ろうとした際に

下歯槽管の中の神経や血管を痛めてしまう場合もあるためです。

実際に折れた歯の根の先端は

感染が起きていなかった場合はそのまま治癒とともに

骨の中に埋もれてその後だんだんと吸収されていく事となります。

 

歯の根の先端に感染が起きている場合

親知らずの根っこの先端に感染が起きている場合に

歯の根の先端が折れた際には基本的に

折れた歯の根の先端を取り除く事が必要となります。

 

感染が起きている場合でも下歯槽管に非常に近く

下歯槽管内の神経や血管が傷つく恐れがある場合は

メリットとデメリットを考えて歯の根の先端を残す事もありますが、

基本的には歯の根の先端に感染が起きている場合には

感染とともに歯の根の先端を取り除く事が必要となります。

 

実際には歯の根の先端に感染が起きている場合には

骨の吸収も進んでいる事が多く

歯の根が折れる事がなくそのまま抜歯ができる場合もしばしばあります。

 

しかしながら、レントゲンを撮った際に

親知らずの先端に感染巣が認められ

さらに、歯の根の先端が折れる事が予想される場合には

その事に対する対処を考えておく必要もあります。

 

折れた歯の根の先端は感染しないのか

親知らず歯の根の先端に感染が認められず

歯の根の先端が折れて

下歯槽管の神経や血管の損傷を避けるために歯の根の先端を残した場合に

残した歯の根の先端が感染しないのかという事を心配する患者さんもいます。

 

その際に取り残した根の先端が感染するかどうかというのは

実際にはその部位に感染するための原因が必要となります。

 

親知らずを抜歯した後に正常な治癒過程をたどった場合には

特に抜歯後感染もなく抜歯窩は軟組織で覆われる事となります

その後は取り残した歯の先端が次第に治癒とともに骨の組織で囲まれて行く事となります。

 

このような治癒の経過をたどる場合には、

通常であれば感染を起こさず治っていく事となります。

実際には歯の根の先端が感染を起こす可能性がある場合には取り残さず抜歯を行うのが基本のため、

事前に歯の根の先端が折れる可能性があり、

さらに、 感染する可能性が低いと考えられる場合には

メリットとデメリットを考えて折れた歯の根の先端をどのように処理していくかを考える事となります。

 

千種区の阿部歯科では院長・副院長共に口腔外科で長く経験を積んでおり、親知らずに関する様々な相談に対応しています。

今池からすぐの阿部歯科では親知らずを抜歯した後に縫合をする事がありますが、

場合によっては縫合しない事もあります。

縫合するかしないかでそれぞれにメリットやデメリットがありますが

必ずどちらかでないといけないという事は決まっていません。

しかし、縫合するかしないかのある程度の目安が存在します。

 

親知らずを抜歯した後に縫合した場合

親知らずを抜いた後に歯肉に十分縫合するだけの組織が残っている場合に

縫合するかしないかを判断する必要があります。

 

縫合した場合には

抜歯後の出血が少なくなる

血のかさぶたがでできやすくなる

傷を閉じられる

といったメリットがある一方で

 

出血が中にたまる事で腫れやすい

中に入った汚れが出にくい

といったデメリットも存在します。

 

歯肉を切開した場合は縫合をして傷を閉じるのが一般的ですが、

親知らずを抜く際にすでに親知らずの頭が出ていて

切開をせずに抜歯を行った場合は縫合をしない事もあります。

 

親知らずを抜歯した後に縫合しなかった場合

縫合しない場合は

傷口を閉じるのに十分な歯肉の組織がない

切開を行っていない

といった場合に縫合しない事があります。

切開をしなかった場合でも縫合する事もありますが、

縫合しなかった場合にもメリットとデメリットが存在します。

 

メリットとしては

出血が内部にたまりにくいので腫れにくい

抜歯した穴に汚れが入っても出ていきやすい

といった事がある一方で

デメリットとしては

出血がしやすい

かさぶたができにくくて治癒が遅れる事がある

汚れが入りやすい

といった点があります。

 

親知らずの抜歯をした後に縫合するかしないかは

それぞれの親知らずの状況や出血のしやすさや治癒の予測、切開の有無といった

様々な要素で決定されるのでそれぞれの状況に合わせて判断していく必要があります。

 

縫合した後には

縫合した後には塗った糸を取る抜糸をする必要があります。

抜糸はおおよそ1週間を目安に行っていきます。

 

抜糸をせずに糸をずっと付けたままだと糸が感染源となる事があるため

長くても2週間以内に抜糸をしていく事が大切となります。

時には糸が自然と取れてしまう事もありますが、

傷を治すための縫合の糸が感染源になってはいけないので

親知らずを抜いて縫合した後には糸が感染をしないように

抜糸を忘れずにしていく事も大切となります。

 

抜糸をする際には少しチクチクっとした感じがする事がりますが、

基本的には激しい痛みはないため

抜く瞬間に少しチクっとした感じを感じるにとどまる事がほとんどです。

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