親知らずの抜歯や歯周病治療なら千種区の当院まで

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2020年3月アーカイブ

歯を磨く時にどうしても奥歯は磨きにくい事があると思います。

特に上顎の親知らずや下顎の親知らずは

歯肉の一部が歯にかぶっていたり

完全に歯が萌出していなくて磨き残しが出てしまったりと

位置に関する磨きにくさ以上に様々な要因があり、

それによって親知らずが虫歯になってしまうなど起きたりします。

 

しかし、例え親知らずが奇麗に生えていても

別の事情で親知らずが磨きにくいといった状態が起きる事もあります。

 

顎の筋突起が邪魔する上顎の親知らずの歯磨き

下顎の骨には顎を閉じるための筋肉が付着する筋突起という部分が存在します。

この部位から頭蓋骨の横側に付着する側頭筋

という筋肉が顎の骨を閉じる役割の一部を負担しています。

 

口を開けた状態ではこの下顎の筋突起という部分が

ちょうど上顎の親知らずのあたりの横側に来ます。

その事によって上顎の親知らずの横のスペースが狭くなります。

 

実際に指を上顎の親知らずの横にあてて口を開けると

指が親知らずと筋突起の骨で挟まれている様子が分かると思います。

この事によって口を開けた状態では上顎の親知らずの横側を

歯ブラシで磨くスペースが小さくなり

うまく歯ブラシがとどかないという状態が起きます。

 

上顎の親知らずは口を閉じ気味で磨く

では、どうやって上顎の親知らずを磨けばいいのかというと

歯ブラシを入れる際は口を開けて入れてき

歯の横の面を磨く時は口をやや閉じ気味にして磨く

という事をすれば歯ブラシを動かすスペースができて

うまく奥の方まで磨けるという事になります。

 

この歯磨きは上顎の親知らずに関する磨き方なので

下の親知らずの場合は口を閉じ気味にするかしないかは

あまり歯の横の面を磨く際には影響しません。

 

抜歯の際も口を閉じ気味にして抜歯する

歯ブラシと同様に

上顎の親知らずの抜歯をする際には

ヘーベルというマイナスドライバーのような道具を使って抜歯する際には

口を閉じ気味にして抜歯をしてくる事となります。

 

鉗子というペンチのようなもので歯をつかむ際は

口を開けた状態で抜くのですが、

ヘーベルを使う際には親知らずの歯の比較的横側からアクセスする事が多いので

歯ブラシと同様に道具を入れるスペースを確保するために

抜歯をする際には

ヘーベルを入れる時は口を開け気味にして

歯を抜く際には口を閉じ気味にして抜歯を行う

といったような手順を踏む事が多くなります。

 

このように親知らずの場所によっては

歯磨きの方法を工夫する事でより歯磨きをしやすくなるといった事もあるため、

特に虫歯になりやすい奥歯の親知らずには関しては

磨きにくくなっている場所を道具ややり方を変えて磨けるようにすると

より長く歯を持たせられるという事になります。

 

今池から5分の阿部歯科では親知らずの抜歯の情報だけではなくどのようにすれば虫歯になりにくくできるかといった情報もお伝えしています。

 

歯が割れて残す事が不可能になった歯は

抜歯するという選択肢が出てきます。

 

一部が割れていたり、どうにかして利用可能な場合は

残った部分を利用して機能させる事もありますが、

実質的に保存不可能であったり

割れた歯が感染源になってしまっている場合は

抜歯が積極的な選択肢となる事があります。

 

割れた歯が感染源になることも

歯が割れた部分に汚れがたまり

そこから伝うようにして歯槽骨へと感染を起こす事があります。

そのような際にはしばしば腫れを繰り返したり

膿が出たりといった状態になる事があります。

 

噛むと痛いといった症状の他にも

繰り返し起きる腫れや膿は生活そのものにも大きな問題を引き起こす事があります。

割れた部位に染み入るようについた汚れは感染源となり

歯槽骨の中で感染と炎症を起こす場合があります。

 

このような炎症を繰り返し起こす事で歯槽骨が溶ける

といった後々の治療において問題となる状態を引き起こす事もあります。

 

感染源となった歯の影響で歯槽骨が溶ける

歯槽骨に炎症が起きるとその影響で骨が破壊されていきます。

これは炎症による影響で骨を溶かす破骨細胞が活性化され

その結果歯槽骨が溶けていきます。

 

通常、骨は骨を作る骨芽細胞と骨を溶かす破骨細胞のバランスがとれており

それによって正常な骨の代謝、骨改造というリモデリングをしていますが、

炎症によってこのバランスがくずれ

活性化した破骨細胞によって過剰に歯槽骨が溶かされる事となります。

 

炎症を抑える事が大切

このような、炎症が続き歯槽骨が溶ける

といった状態が続くと感染源となった歯だけでなく

隣の歯を支える骨の部分や後々の治療など様々な悪影響を引き起こす事もあります。

抜歯という選択肢は安易に選択するものではありませんが

このような広範囲にわたって大きな悪影響をおよぼしかねない状態の場合は

早めにその選択を行った方が結果としては大きな利点になる事もあります。

 

通常は歯がかなり膿を出したり

完全に歯がバキバキに割れてしまってから抜歯する事が多いですが

実はそのような状態の時には歯槽骨はすでにかなりダメージを受けているため

実際にはそうなる前に抜歯を決断していた方が

歯槽骨があまり溶ける事なく治療を終えれたといった場合もあります。

 

抜歯の選択肢は簡単に決断できるものではありませんし

保存不可能な歯を不用意に抜歯してしまう事もよくありませんが、

大きな悪影響をおよぼすと考えられるような場合には

その後の事を考えて積極的に選択を行う事も大切な場合もあります。

 

池下の阿部歯科では親知らずの抜歯など様々な口腔外科に関する情報を日々更新してお届けしています。

抜歯をした後に痛みが続く事がありますが、

通常は感染やドライソケットがなければ

抜歯の2日から3日目が腫れと痛みのピークになります。

 

しかし、

様々な理由で抜歯後も痛みを引きずる事があります。

その中でも抜歯した部位が細菌感染を起こす抜歯後感染という状態があります。

 

抜歯した後の感染

抜歯後感染では抜歯した傷の部位

もしくは抜歯窩の周囲に細菌感染を認めます。

 

細菌感染を起こした部位は腫れが強くなり

触ると比較的強い痛みを感じます。

抜歯した空間である抜歯窩の中が感染を起こす事もあり

抜歯後感染を起こした場合は

歯肉の場合でも、抜歯窩内の場合でも

治癒の悪いブヨブヨとした腫れを伴う感染を認めます。

 

そのような感染が認められた場合は

抜歯後の部位をよく洗浄すると共に

抗菌薬を追加で処方したり、

もしくは抗菌薬の種類を変えるといった処置が取られる場合があります。

 

抜歯後感染を起こした場合の家での注意点

歯科医院では抜歯後感染を起こした部位を

洗浄、消毒し抗菌薬の処方などを行いますが、

家でもやはり注意した方が良い点もあります。

 

その一つが抜歯した部位を清潔に保つという事です。

抜歯後感染ではその部位に細菌感染を伴うため、

汚れがたまり清潔さがなくなると

さらに細菌感染が強くなる可能性があります。

 

そのため、

歯磨きでも傷をつけてしまわない程度に奇麗に磨き

さらには汚れがたまらないように

うがいをするといった事をこまめに行った方がいい場合もあります。

 

これらの対処はドライソケットとは逆の対処となる部分も多くあるため、

そのような対処法を取る場合は

その部位が抜歯後感染である事をしっかり確認する必要があります。

 

抜歯後感染で行う消毒

抜歯後感染で行う処置のメインは

細菌の除去という事になるため

消毒についても注意を払う必要があります。

 

消毒薬といってもいくつか種類があるため

強い細菌感染の場合は

ある程度強めの消毒薬によって消毒を行う事も必要となりますが、

消毒薬の強さによっては傷の治癒を遅らせてしまう事もあります。

 

そのため、

細菌の除去を強い消毒薬を使って行った方が傷の治癒が早くなるのか

弱い消毒約を使って傷の治癒を遅らせないようにする方がいいのか

といったように、

どのような消毒方法を行った方が結果的に治癒が早まるのかを確認して消毒を行う必要があるのです。

 

逆に家で行ううがいの際に

抜歯後の痛みの原因を特定せずに

市販の消毒薬などでうがいをすると

抜歯後の痛みの原因となったものによっては

逆に傷の治癒が遅くなってしまう事もあるので注意が必要です。

 

千種区の阿部歯科では親知らずの抜歯に関する事など様々な情報をお届けしています。

抜歯をする前に感染予防として

抗菌薬(抗生物質)を処方して

抗菌薬を効かせた上で抜歯をする事があります。

 

以前は抜歯前に抗菌薬を処方する事が慣例のようになっていましたが

今はどうでしょうか?

 

抜歯前投与は必要?

感染予防として抗菌薬を飲んで効かせた上で抜歯をする事で

抜歯後の感染の可能性を下げるという手順が以前は良く取られていました。

 

特に親知らずの抜歯など

前投与を行って、その上で親知らずの抜歯にのぞむといった手順で抜歯がされていましたが、

そのような前投与も現在ではあまり見られなくもなりました。

 

抜歯前の前投与が全くなくなったという訳ではなく

すでに強い感染がみとめられており、

その上で抜歯をする場合に感染を抑えるための抗菌薬の投与

という意味で処方を行い

その上で抜歯にのぞむ事もあります。

 

しかし、

感染も強くなく、

糖尿病といった易感染性の基礎疾患もない場合は

特に前投与という事をしなくなってきました。

 

抜歯後の処方は必要?

現在では

親知らずの抜歯をした後は、感染予防のために抗菌薬が処方されますが、

この抜歯後の抗菌薬の処方という点でも数十年後もしくは十数年後には変わるかもしれません。

それは、

現在の抗菌薬に対する耐性菌の問題で

世界的には抗菌薬の処方を減らそうという流れになっているからです。

抜歯後に関しても、感染予防として出されている抗菌薬ですが、

体力もあり感染が疑われない場合には抗菌薬を処方しなくなるという流れになっていくかもしれません。

 

現在では

抜歯前の前投与は減ってきていますが、

抜歯後の抗菌薬の処方はまだまだ通常通りされている状態です。

しかし、この流れも今後変わっていき

抜歯の際の抗菌薬の処方はごく限られた場合のみにしか行われないようになるかもしれません。

 

抜歯後に必要な薬は?

抜歯後に感染が起きる確率が低い場合でも

痛みに関してはコントロールする必要があります。

 

世界的に見ても、

抗菌薬の処方は減る傾向に向かっていますが、

痛みのコントロールのための鎮痛薬は通常通り使われています。

 

日本では抜歯後には多くは非ステロイド性抗炎症薬が処方されますが、

アレルギーがある人にはアセトアミノフェンといった別の鎮痛薬が処方されます。

 

抗菌薬、鎮痛薬といった処方の他に

同時に胃薬が出る事もありますが

必要ない方にはいらない部分もあるので胃薬に関しては

出す歯医者さんと

出さない歯医者さんで分かれます。

 

抗菌薬は必要を判断して出す流れに変わるのか

そういった事情から

今後十数年単位で抗菌薬に関しては

処方の流れが変わってくる可能性もあります。

 

断続的な抗菌薬の使用によって

耐性菌が増えるといった事が起きると

今は有効な抗菌薬でも今後使えなくなっていってしまうかもしれないからです。

 

そういった事から

歯科医療においても今後抗菌薬の使用の流れを考えていく必要があるのかもしれません。

 

今池からすぐの阿部歯科では幅広く歯科治療に対応する共に木曜、日曜も診療をしています。

歯の外傷の状態に

脱臼、亜脱臼という状態があります。

 

脱臼

脱臼(完全脱臼)とは歯が歯槽骨から抜けてしまった状態です。

抜歯とは違い

歯を打撲したり、怪我をして

その結果、外傷として歯が抜け落ちてしまう状態です。

 

脱臼している状態では

歯が歯槽骨から分離しているので

口の中に歯が転がってしまう事もあります。

 

歯を打つ事が比較的多いのが上顎の前歯で、

前歯を打った時に

歯が欠ける

歯が折れる

歯根が折れる

脱臼して抜けてしまう

などの状態があります。

 

子供でまだ歯根が未完成だとより脱臼して歯が抜ける可能性があがり、

転んで歯を打ったりするのも子供が多く

脱臼は子供にしばしば見られるものの

大人の場合は歯根が完成してるので

脱臼よりも歯自体が折れてしまったり欠けてしまったりする事があります。

 

脱臼した歯は

歯科医院でもとの歯槽骨に戻した上で

固定する必要がありますが、

脱臼した経緯上、歯の神経が死んでしまったりする事もあり

後日に歯の神経の処置をしないといけない事もあります。

 

脱臼した歯はなくさないように歯科医院に持っていく事が大切となります。

 

亜脱臼

亜脱臼とは、脱臼とは違い

歯がグラグラになっているものの

歯槽骨から脱落していない状態です。

 

しかし、

程度の差こそあれ

歯槽骨の中でグラグラしており、

かろうじてその場所に位置しているものの

歯の位置が頬側や口蓋側に傾いてしまっていたり

通常の場所よりも出っ張ってしまっていたりする事もあります。

 

亜脱臼の場合も

歯をもとの位置に整復した上で固定する必要があります。

 

脱臼の処置をした後には

脱臼は顔を打ったり外傷で起きる事が多いので

傷口がしばしばあります。

そのため、傷口が感染しないようにするのはもちろん

頭を打った時に吐き気などがなかったかを注意して

必要に応じて脳の方も注意を向ける必要がある事もあります。

 

歯に関しては

脱臼する前のもとの歯の位置に整復した上で固定を行い

そのまま固定をして歯が定位置に落ち着くまで待つ必要があります。

 

脱臼だけにとどまらず

歯を打った時に一部が欠けてしまったり折れてしまった場合は

その歯の修復処置や補綴処置が必要となる場合もあります。

 

歯が脱臼して口腔外に落ちてしまった場合は

可能な限り早く歯科医院を受診する必要があります。

 

歯には歯根膜が存在しているので

歯根膜のダメージを可能な限り少なくした上で

もとの位置に戻す事が大切となるためです。

 

もとにもどしてしばらくして落ち着いた後でも

脱臼の影響でそのまま歯の神経が壊死してしまう事もあるので

歯の神経が壊死した場合は歯の色が変わり

それによって歯の神経の壊死を知る事もできるので

そのような場合は歯の神経の処置が必要となってきます。

 

池下の阿部歯科では口腔外科に関わる歯科治療にも幅広く対応しています。

 

時には虫歯になってしまった歯を抜歯する必要が出る場合がありますが

抜歯を選択する際にはある程度の基準があります。

 

縁下の虫歯による縁下マージン

修復処置や補綴処置をする際に

歯と修復物の境ができますが、

これをマージンと呼びます

 

虫歯になった歯が歯根(歯の根)だけになり

歯の頭である歯冠が崩壊してなくなってしまった状態を

残根と言います

 

この残根の状態で周りのマージンが縁下になってしまうほど虫歯がすすんでおり、

負担能力もなくなっている場合に抜歯を考える場合があります。

 

このような場合は

歯根と歯を作った場合のそれぞれの大きさの比率が非常にアンバランスで

予後も悪くなってしまいます。

 

そのため、

わずかな残根の状態になってしまった場合は

歯の頭を作る事ができない事も多々あります。

 

それでも残根を残す場合

歯の負担能力があまりなく残根になってしまっているものの

歯根自体は歯槽骨に植立している場合は

抜歯ではなく

根面板という処置を取る場合があります。

 

根面板では

歯の頭を作るような補綴処置はできないのですが、

歯根の上にマンホールのような蓋をして

プラークなどの汚れがつきにくいように処置をします。

 

歯根を残すものの歯自体には

食べ物を咬む能力はありません。

それでも歯根を残す理由は

その上に入れ歯を入れた際に

食べ物を噛んだその刺激が根面板から歯根へと伝わり

その刺激で歯槽骨の吸収を弱めるという目的のためにこの様な処置が取られる場合があります。

 

抜歯後に刺激の加わらなくなった歯槽骨は

自然と吸収しやすくなり、

骨が痩せやすくなる傾向がるので

それを防ぐための処置とも言えます。

 

しかし、

元々予後がある程度難しい歯を残すため

歯自体に感染が起きてしまい

それによって歯槽骨の吸収が起きてしまう場合は本末転倒になる可能性もあります。

 

そのため、

根面板という処置を選択する場合は

その後その残根が感染源とならない事を確認しておかないといけません。

 

歯冠歯根比

歯冠歯根比という言葉があります。

これは歯の頭となる歯冠と歯が歯槽骨の中で植立している歯根の比率を見るものです。

この比率がアンバランスだと

歯根への力が過剰にかかり

歯を支える負担能力が足らないという事になります。

 

歯冠が大きく崩壊してしまった歯に関しては

この歯冠歯根比という概念は必ず注意が必要となります。

この数値を確認して補綴処置が難しいと判断された場合も

根面板といった処置が取られる事があります。

 

単純に虫歯の大きさだけでなく

歯根の負担能力など様々な要素を考えて抜歯かそれ以外の処置を行うかを決定していく必要があるのです。

 

千種区の阿部歯科では幅広く様々な歯科治療に対応をしております。

 

抜歯の方法の中には

歯の根の一部のみを抜歯する

ヘミセクションやトライセクションといった方法があります。

 

これらの方法は

感染が強く、歯の根の一部の治癒が非常に悪かったり、

残せないほど虫歯がすすんでいたりする場合に

他の根は残して治療をする時に行われる事があります。

 

ヘミセクション

ヘミセクションは2本ある歯を

真ん中で切断し歯根の1本だけ抜歯をして

残りの1本は残す方法です。

 

歯の半分は活かせるものの

残り半分は治療が難しいといった場合に行われる事があります。

この場合、歯根は2本必要なので

一般的な対象は下顎の大臼歯となります。

 

下顎の大臼歯は

典型的には歯根が2本なので

ヘミセクションが適応となる場合に行われる事があります。

 

ただし、

大臼歯でも歯根が1本のものや

歯根が2本でも両方とも残せない場合は

ヘミセクションの対象外となります。

 

トライセクション

トライセクションは歯根が3本の場合

歯根の1本をヘミセクションと同様に抜歯します。

 

歯根が3本の場合は

2本まで抜歯して1本まで残っていれば

その部位を修復できるという理屈になりますが、

実際には元々あった3本の歯根で支えていた部位を

残りの1本だけで支えることになるので

適応は限られます。

 

歯根が3本ある歯が対象となるので

一般的には上顎の大臼歯が対象となります。

 

上顎の大臼歯の典型では

歯根は3本あるのですが、

全ての歯根が同様の大きさというわけではなく、

口蓋の歯根が一番大きく

残りの2本は小さくなっています。

 

そのため、

大臼歯の負担を考えると

通常ではトライセクションは

頬側の近心、もしくは遠心の歯根の抜歯として行われます。

 

上顎の大臼歯は常に歯根が3本あるとは限らないので

歯根が1本の場合はトライセクションの対象となりません。

 

ヘミセクションとトライセクションをした後

ヘミセクションまたはトライセクションの処置をした後は

修復処置または補綴処置が必要となりますが、

その部位の負担能力によって

歯を作り直す

ブリッジの一部にする

根面板にする

などの処置がとられます。

 

ヘミセクションをした場合は

他の歯が残っている場合は

処置をした残りの根と合わせて

ブリッジにする事がしばしば行われますが

 

トラセクションで

近心もしくは遠心の頬側根の抜歯をおこなった場合は

残りの口蓋根とあわせて2本の根で

歯を作り直す場合もあります。

 

どのような場合にしても

歯の負担能力を考えて

処置が行われるので

それぞれの適応にあった処置を選択していく事となります。

 

今池からずぐの阿部歯科では様々な治療に幅広く対応しています。

抜歯の際に骨膜の剥離という手技を行う事があります。

良く行われるのは

親知らずの水平埋伏抜歯の際によく行われます。

 

どのような手技かと言うと

骨の上には骨膜という比較的丈夫な膜があり

この膜を骨から引きはがす手技となります。

 

骨膜剥離

骨膜剥離は

骨膜剥離子(こつまくはくりし)またはエレバトリウムと呼ばれる

板状の器具を用いて行われます。

 

骨面にあて骨膜剥離子によって骨膜をまくり上げるように

骨から剥離して骨を露出させます。

 

骨膜剥離子を入れる前に

骨膜の切開をしますが、

その後に剥がすように骨膜を骨から持ち上げていきます。

 

この骨膜剥離という手技は

骨の削除をする際にも重要ですが

術野を明示するという意味でも重要です。

 

骨膜が残っている状態で骨を削除すると

術野が分かり辛いだけでなく

削除の際に骨膜を巻き込んで邪魔になると共に

骨膜を損傷するので治癒も悪くなります。

 

抜歯処置が終わって閉創される際には

この骨膜を粘膜と共に戻して閉創します。

 

意外と剥がしにくい事もある骨膜剥離

骨膜剥離は

骨から膜を剥がすという事で

簡単に剥がれると思うかもしれませんが、

 

骨膜は丈夫な膜で

切開の後に術野を確保できるようしっかり骨膜剥離をするのは

基本であるもののコツも必要です。

 

特に歯の周囲から続く粘膜や歯肉線維などを剥がしながら

骨膜を剥離していくには適切に骨膜剥離の手技をする必要があります。

 

骨膜は色々な処置の際にも剥がれている

歯の治療の際に麻酔を打つ事がありますが、

この麻酔も骨膜の下に注射を打つ事があります。

 

骨膜の下に注入された麻酔薬は

骨膜を持ち上げるように膨れ上がっていきます。

この際に骨膜の一部が麻酔薬の液体によって骨から剥がれていくのですが

この際に剥がれた骨膜の感じが

麻酔が終わった後の違和感として残る事があります。

 

ただし、

骨膜の下に打った麻酔で骨膜が破れるという事はないため、

時間がたてば比較的早く違和感はなくなっていきます。

 

骨膜の下に麻酔薬を打つ事で

骨に直接麻酔薬が触れ

麻酔の効きを良くするという目的で骨膜の下に麻酔を打つのです。

 

骨膜を剥がさずに骨を削除すると?

骨膜の上から抜歯の際の骨の削除もできなくはないのですが、

骨膜を巻き込みながら

組織を切り裂くように骨へと到達するので

やはりこのような処置をすると抜歯後の治癒が悪くなる事があります。

 

骨膜はしっかりした膜なので

骨の削除をする際の回転式のドリルを使うと

膜が絡みつくようにドリルの刃にひきついてきます。

このように骨膜を扱うと

かなり骨膜がズタズタになってしまうので

やはり基本は骨膜をしっかり剥離して

その下の骨をしっかり明示した上で処置を行う事が大切となります。

 

池下の阿部歯科では様々な抜歯に関する知識に関しても情報をお知らせしています。

 

抜歯を考えないといけない歯に

歯周病でグラグラになってしまった歯があります。

 

食べ物を噛んでいると痛い

いつもグラグラ動いて噛めない

物を噛めないのでそこで噛まないようにしている

 

そのような歯周病で骨の支えがなくなってしまった歯

日常で機能するのが難しくなってしまっています。

 

グラグラになった歯は抜く?抜かない?

歯周病によって歯槽骨が完全に溶けてなくなってしまった場合、

つまり、

歯を支える骨が完全になくなってしまった場合

そのような場合は臨床的には

不可逆的で治癒不可能な状態にあります。

 

歯科医学的には治癒不可能なため

抜歯という選択肢を取る事が理論的には正解となりえるのですが、

実際の臨床現場では抜かない事もあります。

 

その理由は

患者さんの心理面

という点にあります。

 

どんなにグラグラで明日に自然と抜けてしまうかもしれない歯でも

残せるだけ残しておきたい

と思う患者さんも少なくありません。

 

歯科医学的に正しい治療の選択肢が

全ての患者さんにとって正しい選択肢ではないという事です。

 

グラグラの歯が自然と抜ける?

そのように

かなり動揺の激しい歯は

日常の食生活において自然と抜けてしまうかもしれません。

 

子供の時に乳歯が抜けたように

歯槽骨の支えを失った歯が同じように抜ける可能性はあります。

食事の時に抜けた場合は

抜けた事が分かるのですが

 

夜、寝ている最中に何らかの理由で抜けた場合

飲み込んだらまだ良い方で

気道におちて誤嚥をする可能性もあります。

 

誤嚥をしてせき込んで吐き出したらいいのですが、

そのまま落ちてしまった場合は放置するわけにいきません

誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性もあるからです。

 

そういったリスクを考えると

実際には抜ける直前までグラグラになった歯を

そのままにするのはあまり好ましくはないとは言えます。

 

しかし、

やはり患者さんの価値観はそれぞれなので

そういった事や事情も踏まえた上で

そのような歯をどのようにしていくかを選択するといいと思います。

 

グラグラになった歯を抜いた後は

歯周病によってグラグラになった歯を抜いた後は

その部位を補わないといけません。

 

他の歯の状態によって

入れ歯

ブリッジ

インプラント

など

様々な選択肢がありますが、

インプラントを考える場合にも

インプラントを埋入するための歯槽骨が必要となります。

 

ブリッジを選択する場合も

支えとなる歯が必要となります。

 

そのため、

抜歯をした後の選択肢は

口の中の状態によって様々になります。

一概にどのような治療方針が決定するとは決められず

患者さんの口の中の状態と希望する治療方法によってその後の治療方針が決定するのです。

 

千種区の阿部歯科では歯周病を含めた歯科治療全般に関しても様々な情報をお届けしています。

 

矯正の際に歯を並べる空間を確保するために小臼歯などを抜歯する事があります。

目的によって小臼歯以外を抜歯する場合もありますが、

比較的よく行われるのが小臼歯の抜歯です。

 

上顎第一小臼歯の抜歯

矯正で歯を並べるスペースを確保する他に

適正な嚙み合わせを作るという目的で抜歯の部位が決定されます。

 

比較的一般的に抜歯されるのが

上顎の第一小臼歯ですが、

第一小臼歯の特徴は

多くが歯の根が2本あるという点です。

 

そして、便宜抜歯の際には

歯周病になっているから抜歯するといったような状態ではないため

歯の根も歯槽骨の中にしっかり埋まっている事が多いです。

 

歯の根の完成は年齢にもよりますが、

ブラケットを利用した矯正となると開始されるのは

おおよそ中学生から高校生以降という事になります。

 

その際には上顎の小臼歯も比較的しっかりしてきています。

そして上顎の第一小臼歯の特徴の一つである

歯の根が2本脚という点から

便宜抜歯をする際には比較的抜歯に力を必要とする事があります。

 

抜歯には

ペンチのような抜歯鉗子と

マイナスドライバーのような梃子(ていし(エレベーター、ヘーベル)

が一般的に用いられますが

 

便宜抜歯の際の上顎第一小臼歯はかなりしっかりしている事があるため

ヘーベルでテコの力をかけるよりも

鉗子でつかんで抜歯する事が多い事もあります。

 

ですが、

叢生のために抜歯鉗子をかけるためのスペースがない場合はヘーベルを使って抜歯する必要があります。

 

しかし、

2本ある根がしっかり歯槽骨の中に植わっていると

なかなか抜歯に苦労する事もあります。

抜歯鉗子でうまくつかめてもかなりしっかり力を入れないとなかなか抜けなかったり

ヘーベルで抜く際にはテコの力がかなり一点に集中してかかる事もあります。

 

歯周病や何らかの病態で抜歯をする際には

歯の歯槽骨への植わりも弱くなっている事もままあるのですが、

便宜抜歯の際には歯槽骨がしっかりしている事が多いです。

 

そのため、

矯正のための上顎第一小臼歯の便宜抜歯も

時として抜歯に力を要する事もあるのです。

 

抜くのは第一小臼歯?

矯正の便宜抜歯で抜歯をする際には第一小臼歯を抜歯する事が比較的多いですが、

嚙み合わせによっては第二小臼歯を抜歯する事もあります。

 

上顎と下顎で抜歯する際にも

上下とも第一小臼歯を抜歯する事もあれば

上顎は第一小臼歯を、下顎は第二小臼歯を抜歯する

といった判断がされる事もあります。

 

そのため、

便宜抜歯といってどこの歯を抜歯するかが必ず決定しているというわけでもないのです。

患者さんごとに必要な治療方針と治療計画を立てたうえで便宜抜歯をする部位が決定しているのです。

 

今池からすぐの阿部歯科では歯科に関する様々な情報をお届けしています。

抜歯をした後に抜歯窩(歯を抜いた後の穴)に血餅(血の塊)ができずに

骨がむき出しになるドライソケットという状態になる事がります。

 

ドライソケットでは歯槽骨の一部が口腔内にむき出しになっているため、

持続する鈍痛や口臭の原因になる事があります。

 

ドライソケットは歯槽骨面に粘膜がはれば基本的に症状が落ち着いてきますが、

骨面が粘膜で覆われるまでに1ケ月近く鈍痛が続く事があります。

 

ドライソケットの原因

ドライソケットは抜歯窩にうまく血餅が作られずにそれによって

口腔内の刺激が直接、または間接的に骨面に伝わる事で症状として現れますが

この血餅ができないという事に関して

 

抜歯後に口をゆすぎすぎて血がかさぶたにならずに流れてしまった場合と

元々の抜歯後の出血が少なかった場合があります。

 

口のゆすぎすぎに関して血餅ができない事を防ぐために

抜歯後には過剰に口をゆすぎすぎない事が注意点となりますが、

実際には持続的に出続ける抜歯後の出血では

度を越えて極度に口をゆすぎ過ぎない限りは

実際にはあまり血餅ができないという状態は少ないように感じます

 

むしろ

抜歯後の出血が最初から少なく

抜歯終了時にすでにほぼ出血が止まっているような

血餅そのものが作られ辛い状態の時にドライソケットになる事が多いようにも感じます。

 

ドライソケットの予知性

抜歯をしていると

しばしば抜歯している段階でドライソケットになりそうな予測ができる状態に出くわします。

それは、抜歯をした時点で出血がほとんどなく、

抜歯窩に骨面が奇麗に見えている場合にしばしばドライソケットが起きる事があります。

 

この状態の時に常にドライソケットになるというわけではありませんが、

それでも抜歯窩に出血が多く見られる場合と比べて

結果としてドライソケットになっている事が多いと感じます。

 

このような抜歯後の出血が少ない状態は

レントゲンを見た時からすでに予知性がある事もしばしばあります。

年齢がある程度高く、抜歯予定部位の骨硬化がすすんでおり(骨が硬くなっており)、

なおかつ骨梁(骨髄の近くにある粗造な骨の組織)が密になっている場合に

あらかじめ、ドライソケットの予知性が高まります。

 

レントゲンを見た時に明らかにこれらの状態が確認できて

骨が非常に硬そうだなと予想できると

実際に抜歯をした後にも出血が極端に少ない時があります。

 

レントゲンで見てこれらの骨硬化などがすすんでいるように見えても

実際にはドライソケットにならない事もしばしばですが、

やはり、

骨硬化などの所見がレントゲンから見られる場合

見られない場合に比べてドライソケットの予知性が高まります。

 

そういった場合は特に出血でできた血餅を洗い流さないように

口のゆすぎは注意するように念をいれて伝える事もあります。

 

池下の阿部歯科では親知らずの抜歯など様々な歯科治療に対応しています。

歯は時として通常の形とは違った異常形態をとることがあります。

その中でも歯が

小さくなる異常形態を矮小歯

大きくなる異常形態を巨大歯

といいます。

 

そしてこれらの矮小歯と巨大歯の形態の異常は親知らずにしばしば見られます。

 

矮小歯とは

一般的な大きさの値を大きく超えて

明らかに大きさが小さくなった形態の異常を持った歯です。

 

この矮小歯の状態は口腔内全体の歯全部が小さくなることは少なく、

特定の数歯だけに異常を示して小さくなる事が一般的です。

 

口腔内どこの歯でもこの矮小歯は起こりえますが、

特に退化傾向を示しやすい親知らずでは上顎の親知らずに

しばしばこの、矮小歯の状態が見られます。

 

上顎の親知らずにしばしば見られるこの矮小歯の形態異常ですが、

逆に下顎の親知らずにはあまり見られないという不思議な傾向もあります。

 

巨大歯とは

巨大歯とは矮小歯とは逆に

一般的な大きさの値を大きく超えて

明らかに大きさが大きくなった形態異常です。

 

この巨大歯の状態は歯の発育過剰ともとらえることができます。

発育過剰による巨大歯ですが、

不思議な事に退化傾向にあるはずの下顎の親知らずに見られる事があります。

 

何故このような事が起きるかというと

歯の発育過程において歯の退化傾向は

発育が過少になり矮小化する経過と

発育が過剰になり巨大化する経過をたどる場合があるのです。

 

巨大化した歯は類人猿の大臼歯に似ており、

巨大化した親知らずは先祖返りした結果起きたものではないのかと言われる事もあります。

 

どうして上顎は矮小歯になり下顎は巨大歯の違いによる問題は?

上顎の親知らずは歯が過剰に小さくなる矮小歯となる事があり

下顎の親知らずは歯が過剰に大きくなる巨大歯になる事がある

という逆の結果が起こる親知らずですが、この結果は他の問題も引き起こしている可能性があります。

 

歯が横になる水平埋伏は下顎に多いのですが、

もしも下顎の親知らずが巨大化せずに矮小化したら第二大臼歯の後ろの狭いスペースに生えやすくなるかもしれません。

 

逆に言えば、下顎お親知らずが巨大化した場合は

さらに第二大臼歯の後ろに生えるのが難しくなり、

結果として

下顎の親知らずは生えるスペースもなく横になってしまい、

そして水平埋伏になるという状態になるのかもしれません。

 

上顎においては、水平埋伏は下顎ほど多くないのも

上顎の親知らずは矮小傾向になる事で

結果として狭いスペースに生えやすいという事になるのかもしれません。

 

実際に横に寝かかっている親知らずに対して生えるスペースを確保した上で

生える方向に調整してあげると親知らずが奇麗に生えてくる事があります。

 

つまり、現在の親知らずを取り巻く状況は

親知らずの矮小化や巨大化といった形態異常と合わせて

食生活環境に伴う顎の骨の発達自体や骨格の小ささ

といった現代特有の事情と合わせて様々な事が起きているとも言えます。

 

千種区の阿部歯科では親知らずに関する様々な情報をお知らせしています。

 

親知らずは上顎と下顎に生える事がありますが、

上顎と下顎に生える親知らずでは特徴も大分違います。

 

よく、親知らずが腫れた

という事で問題になるのは下顎の親知らずの方が比較的多いです。

 

もちろん、上顎の親知らずが腫れる事もありますが、

下顎の親知らずが腫れやすいのは

形態学的な特徴に影響している部分もあります。

 

下顎の親知らずの大きさ

親知らず、別名、第三大臼歯は

第一大臼歯、第二大臼歯の後方にあります。

 

第一大臼歯や第二大臼歯が退化傾向を見せた形態をしており、

第一大臼歯の全長がおおよそ19mm

第二大臼歯の全長がおおよそ18mm

なのに対して

 

親知らずである第三大臼歯は

おおよそ17mmと、前の二本の大臼歯と比べて小さくなる傾向にあります。

 

歯の冠の厚さも

第一大臼歯がおおよそ11mmの厚さ

第二大臼歯がおおよそ11mmの厚さ

なのに対して第三大臼歯は

おおよそ10mmと歯の冠も小さくなる傾向にあります。

 

これらの退化傾向は上顎の親知らずにも見られますが

下顎の退化傾向は上顎の親知らずに比べてやや弱めの退化傾向にあります。

 

歯の根も退化傾向がみられる

下顎の親知らずでは、

歯の根も退化する傾向が見られます。

 

第一大臼歯の歯の根の数は2割が3本、8割が2本

第二大臼歯の歯の根の数は7割が2本、3割が1本

なのに対して

第三大臼歯の歯の根の数は1割が3本、6割が2本、3割が1本

と、退化傾向が見られますが、

やはり上顎の親知らずの歯の根の退化傾向よりやや弱めの傾向が見られます。

 

上顎、下顎共に親知らずは他の大臼歯と比べて退化傾向を示すのですが、

このような下顎の親知らずの退化傾向の弱さは時として

巨大歯という形態異常を引き起こす事もあります。

 

歯の退化傾向の弱さも下顎の親知らずが腫れやすい一因となっている

このような、退化傾向を示すものの、

実際には第一大臼歯や第二大臼歯とそこまで極端な差を示さない

という現状が下顎の親知らずが腫れやすい原因の一つにもなっています。

 

上顎の親知らずでは退化がすすみ、

狭いスペースでも一応生える事ができる事があるものの、

 

下顎の親知らずでは退化が弱めで、時には巨大歯になる事で、

下後の最後方の狭いスペースに親知らずが生えきらない

という状況を作りやすくなる事があります。

 

生え切る事ができない親知らずには、

歯冠の一部を歯肉が覆い、

それによって清掃性が悪くなり、

結果として食べ物の残りである食物残渣やプラークが停滞し、

それによって炎症を引き起こす事で親知らずの周囲が腫れるという結果に至る事があります。

 

親知らずが生えるスペースが極端に少ない場合は、

歯が横に寝てしまう水平埋伏の状態になる事もあるため、

そういった要素も含めて下顎の親知らずは

上顎に比べて腫れやすい傾向があるのです。

 

親知らずが腫れたなどの心配事がありましたら、今池から歩いてすぐの阿部歯科にご相談ください。

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